さて、秩父の秘湯の宿に出かけた小生であるが、今回は秩父の札所34か所が総開帳の歳に当たるということで、札所めぐりをすることにした。
といっても、さすがに1泊2日で34か所回るのは不可能、ということで事前に西武線で出しているパンフなどを見ながら、美味しいところをつまみ食いしようという・・・
で、最初に行ったのが34番の水潜寺。なんとここにある仏足(上写真)の上に足を乗せて拝むと100か所回ったのと同じご利益があるという・・・
あっ、すでに秩父34か所回ってしまった(苦笑)・・・なんてわけにいかないので、札所20番の岩之上堂を中心に、いくつか回る。
岩之上堂は、その名のとおり荒川の川岸の断崖の上に立っている。そして札所中最古の建物と言われているそうな。
その隣の19番の龍石寺は岩盤の上に建っているということで、これまたユニークだ。京都あたりのお寺とは雰囲気は違うが、やはり歴史を感じる。
22番の童子堂は、縁起によれば子供の仏様が出現したとのことで、山門の仁王像は子供っぽい形をしている。
その後も観音寺や音楽寺などもお詣り。そして西光寺では四国八十八か所めぐりの代わりができるということでお詣りを。
さて、ここから宿に向かう途中、26番円融寺に立ち寄った。こちらの岩井堂というのが、清水の舞台にも匹敵するというのだが・・・
あれれ、そんな感じではないぞ。と思ったら、岩井堂は別院で、別の離れたところにあるという。で、移動してから山道の階段を登る登る・・・300段以上で、ひいこら言って到着したのがトップ写真のここ・・・
うーん、清水よりは小ぶりだが、何しろとんでもなくすごい山奥だ。これはすごい。
最後にもうひとつ、28番の橋立堂に。ここは断崖の下にあるが、脇に大きな鍾乳洞がある。こちらは夏の中、ひとときの涼しさを味わうことができた。
さて、翌日は29番の長泉院に寄り、最後にもう一か所1番の四萬部寺に・・・結局34番からスタートし、1番で終えて・・・という。
34か所の三分の一を回る慌ただしい行程だったが、なんとなく心が洗われたような気が・・・って、普段の不摂生を恥じなさいってか(苦笑)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます