アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

桃月庵白酒独演会@中野ZERO

2016-05-12 06:00:33 | 落語
小生お気に入りの噺家の一人に桃月庵白酒がいる。先日、三鷹の会でも聴いたが、中野ZEROで独演会があることを知り、出かけてきた。


 まずは開口一番、白酒の弟子のはまぐりの登場だ。ネタは「子ほめ」だったが・・・まあ、これから頑張ってほしいなと。
 続いて、白酒の登場だ。まさかの出囃子「祭り囃子」、えっ三平かよ・・・って。といいつつ三平の話題から・・・例によって風刺のきいたマクラが秀逸だ。

 適当にあたたまったところで、始めたネタは・・・おっ、「馬の田楽」だぞ。むむむ・・・これは小生、生で聴くのは久しぶりだぞ。
 だが、当然テンポもよくすっかり楽しませてもらった。さすがに白酒だなあ・・・と。ここでいったん下がって再登場。

 始めたのが・・・えっ、これは「今戸狐」じゃないか。うーん、かつて三笑亭可楽なんかが得意にしていたとは聞くが、これまた生では久しぶりだぞ。
 おお、今日はなかなか珍しい噺を聞けるなあ・・・というところで中入り。そして、中入りの時にいろいろな楽器がセットされている・・・

 中入り後に男性四人が登場、初めて見る人たちだが、これが栗コーダーカルテットというグループだった。
 見るのは初めてだったが、曲は・・・あっ「ピタゴラスイッチ」のあれだ・・・そして、ダースベイダーのテーマも・・・これは面白かった。

 そしていよいよトリの白酒の登場だ。某都知事をネタにしながら、始めたのは・・・おお・・・なんと「干物箱」じゃないか。
 かつて桂文楽が得意にしていたネタだが、これまた生で聴くのは久しぶりだ。これまた白酒らしい展開で、さすがというべきか。

 いやあ、今回はなかなか聞けない噺を三席たっぷりと・・・考えてみれば前回の三鷹でも「茗荷宿」という珍しいネタをやっていた。
 本格派でありながら、ライブでこその毒のあるマクラと珍しいネタもしっかり消化してこなす器用さに感服だ。

 やはり白酒は今が旬の一人なのかも知れない・・・
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