日本通信がeSIMの取り扱いを開始

格安SIMと呼ばれるMVNO各社では、eSIMの取り扱いをしているところはまだまだ少なく、メジャーなところではiijmioくらいと認識していた。

　ただ、そのiijmioのeSIMはデータ通信専用で、通話はもちろんSMSにも対応していない。したがって、メインに据えるのはちょっと・・・と。

　もちろんキャリアのサブブランド系では対応していて、現在小生はiPhone12 miniにPOVO2.0のeSIMを入れて、万一の時のバックアップにしている。

　そんな中、日本通信が「日本通信SIM」ブランドにおいて、eSIMの提供を開始するという記事が目に留まった。

　これによれば「合理的プラン（シンプル290プラン、みんなのプラン、20GBプラン、かけほプラン）」を申し込む際に、eSIMもしくはSIMカードを選択できるという。

　つまりキャリア系だけでなく、MVNOにおいてもeSIMが選択できるようになったということで、これはファンにとっては嬉しい話である。ちょうど先日の記事でHISモバイルの290円プランを紹介したが、これで日本通信のアドバンテージはさらに・・・って感じかと。

　デュアルSIMの端末は、まだまだ日本においては希少だが、eSIM対応端末を持っていれば、実質一台で二台の端末と同様な対応ができる。

　またRakuten Hand 5GはeSIM同士でのDSDVに対応しているとのことなので、使い道はいろいろ考えられそうだ。

　ただ、記事によれば「日本通信SIM」のeSIMは、EID（eSIMの識別番号）の管理方法が、ドコモや「ahamo」、ドコモ回線系MVNOと共通となっている。そのため、ドコモ回線のeSIMとは併用できないという。

　もっとも、eSIMの使い道として、万一の通信障害対策という方もいらっしゃるはずで、そういう方ならそもそもキャリアを変えるのもお約束だろう。

　さしあたって、楽天モバイルとの組み合わせなどは想定できそうだ。というところで、現在シンプル290プランを使っている小生としては、eSIMへの変更ができるかも気になるところだが、今のところは対応できていない様子。

　ときに、迷走し続ける小生、改めて常時携帯するJelly2ですべて賄うことを目指し、メイン回線(LINEMO)をJelly2に入れた。

　代わってiPhone12 miniにはLINEMOを追加で入れた。いろいろ迷ったが速度がすごく、5Gにも対応していることが決め手になった。

　またJelly2には楽天モバイルをeSIMにして入れて、iijmioを解約することにした。ランニングは少し高くなるが、シンプル290を入れても2300円足らずなので・・・

　結果、iPhone12 miniを持ち歩かなくてもよくなったという・・・

　本当の理想からいえば、3.5インチ～4インチで防水対応、さらにおサイフケータイ対応で、重さが100gくらいの端末があれば・・・Jelly2から乗り換えるんだが・・・

アモーレ・カンターレ・マンジャーレ