いいぞ村主！

さて、フィギュアスケートマニアにして村主ファンの小生であるが、２４日、日曜日のジャンクスポーツ、２５日、月曜日の深イイ話と連続してテレビで見かけた。

　ジャンクスポーツでは、シーズンオフならではのゆったりした表情を見せてくれたが、一番ビックリしたのは、いきなりテレビでお笑い芸人の真似を始めたのだ。
　それも小生には、つい先日初めて見て知ったばかりの芸人、ゆってぃ（←動画をどうぞ）の真似であった。しかし・・・笑顔でワカチカワカチカってやる村主、うーん萌え～（汗）

　まあ、オヤジ世代の小生にしてみるとゆってぃのどこが面白いのかわからないが、村主は大好きなようだ。って、いうか演技中のはかなげな村主とあまりに違う。
　村主の意外な一面にますますファンになってしまったが・・・翌日の深イイ話では、もっとファンになってしまった。

　それは、村主が初めて五輪に出たソルトレーク大会のときのエピソードだった。フリーの控え室で、アンダータイツを忘れてきたことでパニクっていたサーシャ・コーエンに、自分の予備を貸してあげたのが村主だったというのだ。
　そのときの結果、コーエンは４位、村主は５位だった。ちなみにそのときの村主の演技はこちらでどうぞ。うーん、村主・・・なんていい性格なんだ。

　考えてみれば、前回のトリノでも村主はコーエンの下に終わっている。その貸したときの気持ちは、本人曰く「美しい演技で勝負したい」ということだった。
　勝負に徹することよりも、いいスケートを極めることにこだわる姿勢は、アスリートとしてはどうかとは思うが、本人はアスリートでなくスケーターだと言っている。

　ここに村主の村主たるゆえんがあるように思う。正直、次回の五輪チャレンジが現役としてはラストイヤーになる可能性が高いが、そのチャレンジをしっかり見届けていきたいと思った。
　その人柄と、心に訴えかけてくる演技で、さらに頑張れ！村主。