緊急事態宣言下ではあるが、個人的には故郷の自宅の見回りや親類のご不幸などもあり、週末に伊豆に出かけてきた。
と書くと、眉をひそめる向きもおありだろうが、金曜日の深夜に家を出て、トイレ休憩のみでそのまま、伊豆の自宅に。自宅は普段は空き家だから、接触もない・・・
翌朝、最低限の買い物や親類の家に出掛けた後、お宿に14時にチェックイン。日曜日もお宿を出て、そのまま走り、午前中には東京の自宅に到着という行程で、密などどこにもないことをあえて記しておきたい。
今回宿泊したのは、「山あいの宿 うえだ」だ。修善寺から西伊豆に抜ける途中の船原温泉にあり、平屋で七室しかないというゆったりしたお宿。
素朴で元気な女将さんのお人柄が抜群で、お気に入りのお宿のひとつである。チェックインすると女将さんから、「今日は桂さんたちだけなので、貸切のお風呂なども自由にどうぞ」と・・・えっ、今日は土曜日ですよ? と。
伊豆の友人たちからは、伊豆の観光・旅館などは壊滅的とは聞いていたが、いくら七室しかないと言っても我々だけとは・・・事態の深刻さが身に染みてくる。
といいつつ、こんな機会はないとばかりに、すべてのお風呂を満喫させていただいた。まず向かったのは、ふだんなら一泊で最高で二回しか入れない貸切大露天風呂、こちらは湯舟が推定15畳ほどあり、桜田温泉山芳園とともに貸切露天としては贅沢すぎるもの。
温泉は飲用にもなる弱アルカリの透明でなめらかなもの。一泊の間に都合四回も入ってしまい、同じアングルの写真を時間を変えて撮ってみたり・・・
この他にある貸切露天風呂、小さな貸切露天風呂、露天風呂付内湯など、好きな時間に何度でも・・・絶対密にならないぞ・・・
同行者は小生と異なり、コロナ禍で、年末年始もハードワークを強いられていたため、貴重なリフレッシュの機会となった。
元々、こちらのお宿はパーソナル感が強く、文字通り「何もしないをしに行くお宿」なのだが、それにしても・・・で、贅沢ながらも申し訳ないと感じてしまう。
これだけのお風呂すべてを稼働させなくても・・・なんて考えてしまう。静岡県は今のところ、緊急事態宣言下にないのだが、伊豆のお宿は圧倒的に首都圏からのお客様でもっているはずだ。前回の緊急事態宣言と異なり、伊豆に出かけること自体は問題ないはず。
こちらのお宿は、これまで何度か来ているが、七室すべてが埋まっていても密になる経験は皆無だった。
首都圏の自宅で悶々としているよりも、いい空気と温泉、そして料理に癒されれば、はるかに健康的に過ごせるはずだ。
オススメは伊豆の小規模旅館だろう。まだまだ寒さも続く・・・ぜひ皆さんもGoTo割引こそないが、お出かけを検討してはいかがだろうか。普段は予約しにくいこちらのお宿など、東京からのアクセスもよくオススメだ。
例によって料理などは別稿にて・・・
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