成駒のソースかつ丼で満腹以上になった小生、そこから向かったのが、あだたら山ロープウェイ。スキーシーズンはあだたら高原スキー場のゴンドラとして運行しているが、スキーのオフシーズンにも運行している。
どうでもいいが、ゴンドラで登っていくと、雪もまだ多いが、気付くのはこのコースのハードさ。上級者でないと無理だ。
山頂の駅につくと、一面の銀世界。スニーカーではダメと言われ、長靴を貸していただく。ここから薬師岳の山頂までは5分ほどだ。
だが、前日雪が降ったとのことで、歩くと長靴がズボズボ沈む。ひどいときには膝まで沈んだ。わずかな距離だが、なかなか歩きづらい。
そして薬師岳の標識のあるところまで来ると、視界が大きく開ける。安達太良山の頂上が見えるのだが・・・三つくらい頂上っぽいところが見えて、どこが頂上かわかりにくい。
トップ写真の雪の上に三か所黒く見えるところだが、これが眺める地点によりどれが一番高いか悩ましいのだ。
どうやら一番左のちょこっと飛び出たところが頂上らしい。ここを乳首というそうな、よって安達太良山は別名乳首山というとか。
薬師岳の地点で1350mほどあり、ここから1700mの頂上まで75分との標識があった。このコンディションでは無理だが、夏場に来て登ってみたいと・・・
いろんな記事によれば、小さなお子さんでも軽装で登れるというから、機会を作りたいものだ。ちなみにこちらは日本百名山でもある。
試みに少しだけ安達太良山に登る道を進んでみた。ロープウェイから近くの山道よりもさらに膝まで沈むシーンが増える。
歩き始めは急なところは少ないが、景色があまり変わらなかったので、ほどなく引き返すことにした(汗)
そして薬師岳には祠もある。さらに・・・福島市方面もよく見渡せる。こちらの左写真は吾妻小富士だ。そして右写真は百人一首にも歌われている福島駅から至近の信夫山だ。吾妻小富士は磐梯吾妻スカイラインの浄土平から登れるが、横から見るとずいぶん違う姿に見える。
ともにGalaxy S22のズームが奏功している。
ロープウェイのステーションに戻り、長靴を返しながらスタッフさんにお聞きした。「スキーのコースはかなり急だが、迂回ルートはあるのですか」と。
すると「ないんです」とあっさりした回答。これは、たかをくくってゴンドラに乗った中級者が、あまりの急坂に泣きながらスキーを担いで歩いていく人が毎年いるとみた(汗)
短い時間だったが、なかなか充実した観光になった。夏場に来てみたいな・・・と。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます