うすかわあんパン

先日、新東京名物として、「うすかわあんパン」なるものを入手した。なんでも、江東区の方では評判のお菓子らしい。

　サイズはどうだろう・・・ふつうのあんパンよりちょっと小ぶりだが、その分厚みがあるといったところだろうか。
　まず袋を開けて触ってみる。うん？ずいぶん固いぞ、しかも重たい。こ・これはまさか・・・おそるおそる、割ってみた。


　うおーっ、まさにあんこの塊りだあ(汗)。しかも、このパンの皮の薄さたるや・・・ほとんど1～2mmしかないぞ。
　うーむ、これはあんパンというより、「餅の入っていないおはぎ」とでも言うべきである。そして、それを極薄の皮がくるむことで、手にあんが付くことを防いでいる・・・。

　なるほど、このパンにおいて皮のなす役割は、こんなところにあったのか。しかし、冷静に考えて、これどうやって作っているのだろう。
　この極薄の生地を焼くのはかなり大変だろう。かなりの技が必要とみた。しかもあんこの塊りを注入するのって・・・うむむむ、あっぱれ！

　といいつつ、肝心なのは味だ。まずはパクついてみる・・・美味い！あんこの甘さもいかにも正統派というべきだ。いいじゃないか。
　いい・・・じゃ・・・な・い・か(汗)。ふうーっ、だんだんきつくなってきたぞ(苦笑)。美味しいのだが、さすがにあんこの塊りだ、重い！

　半分くらいまで食べて、さすがにギブアップした。これ以上食べたら、糖尿病まっしぐらである。そうか、パンが薄いので、なおさらあんこが効いてくるんだ・・・
　しかし、これ小さいサイズにして食べきれないのだから、食べきれる人がいるとすれば、よほどの甘党であろう。

　このブログの読者の多くは、あんこよりもドリンク系の方が・・・だろうから、とてもお勧めするわけにはいかないなあ(苦笑)
　ただ、パン食い競争にいたずらで入れたり、何かの罰ゲームで食べさせるなんてのにはもってこいかも知れない。

　もっとも、味はしっかり美味しいのだから、バカな使い方は失礼ではあるのだが・・・皆さんも見つけたらおひとついかが・・・