8月7日のNHKおはよう日本で、愛知の享栄高校の左腕エースがプロ入りを目指しているという話題が取り上げられていた。
享栄高校といえば、古くは金田正一、そして甲子園で話題にもなった藤王など多くのプロ野球選手を輩出している。
その投手は上田洸太朗選手といい、小さい頃から将来を嘱望されていたようだ。こちらの記事をご参考に・・・
彼は、この夏の甲子園が中止になったことで、アピールする場は限られることになったが、それでもなお、多くの球団のスカウトが視察していると・・・
その中でテレビでは、地元中日の近藤真市スカウトが評価コメントを語っていた・・・これを見た瞬間、おお! とノスタルジーに襲われた小生である。
近藤真市氏(かつては近藤真一と表記していた)は、1987年に享栄高校から中日に入団した左腕投手だった。現在スカウトをしていることを今回知った。
なぜ、彼が記憶にあるかといえば、彼はプロ野球史上初めて、新人の初登板で巨人相手にノーヒット・ノーランを達成した投手だからだ。
高卒新人が一年目に先発登板することのハードルの高さは言うまでもないが、松坂とか田中将大、大谷などのことを考えても、とんでもない快挙だ。
ただ、残念ながら彼はその後はあまり鳴かず飛ばずで、現役では最初の二年に12勝して以来勝ち星なしで引退している。
今回の上田投手と彼は同じ左腕ということで、彼にとっても思うところがあるのかも知れない。きっと中日もほしいところだろう。二人の写真を並べてみた・・・
さらに今回、調べて気が付いたことは、彼のデビューの快挙は8月9日のことだったということ。まさに、これは因縁・・・かもと。
あれから33年、その快挙は昭和最後のノーヒット・ノーランでもあった。さらに、現在彼のご子息がプロ野球選手を引退して中日の職員として在籍していることも知った。
親子で、同じ球団職員として在籍するのも例がないようだ。
あらためて昭和は遠くなりにけり・・・だし、小生が生きている間にこんな快挙はないだろうなあ・・・
上田投手の今後にも期待したいもものだ・・・
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