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2010→2011

2010年12月31日 15時04分00秒 | 1年の目標
2010年も残すところ10時間くらい。
ただの365分の1日ではありますが、
ひとつの区切りとして色々まとめておきたいものです。

こうやって僕は17才の頃から日記を書き続けてきました。
今では分からないくらい抽象的なことを書いたこともあれば、
恋愛について、将来の僕について、家族について、苦しみについて。

いろんな感情をこうやって文字にして残してきました。


残してなかったことなら、もしかして忘れてしまったこともあるかもしれない。
そう思うと、こうやって文字に残して、客観視できる機会があり、
それを習慣化していることは振り返ってみれば自分の性格からすれば、
必然的なものだったのかもしれません。


2010年はバレルズという団体活動が生活の中心でした。


自分個人の時間の中で色々勉強したことはありましたが、
挑戦できたことがいくつあったかと考えると、そう多くないかもしれない。


僕は19歳の頃に、30歳までの計画を立てなさいといわれました。
もうその30歳まであと残すところ1年半です。

その時は、元旦と同じで、結局365分の1なのです。
人生分の1日ともいえます。
特別なことは何も起こらない。
だけど、そこに目標の旗を立てることは生きる意味だと思っています。


何故仕事をしているのか、何故人を愛するのか、
何故市民活動をするのか、何故何世代先も考えて今を生きるのか、
何故バイクに乗るのか、何故自分の好きなものを傍におきたいのか。

自分の毎日に生きる意味を断片的に考えていくと、
その点はやがてつながって線に近くなりました。

その線は自分から延びたものとして、決して1本とは言えず、
気づけば線は紡ぎ、面となりました。

歩いてきた軌跡は一見すると必然的な面に見えて、
実はそれは、目の細かい線の連続でした。


僕は今年気づいたことがあります。
それは、人は多様であるということです。

コレを心から理解するのはとても時間がかかったことでした。
自分を心から認め、自信をつけ、
そして、人の考えを認めていくというのは、
僕にとってとても大きな試練でした。

人を認めようとしても、認められない自分がいつも背後にいました。
それは自分が紡いできた面でもありました。

しかし、いつからかその面や線にもう一筋が見えました。
それが、他人との関連性でした。
つまりは自分以外の線と面でした。

人の多様性を受け入れることは、
自分の線や面をより複雑にして、
その境界を区別しようとしても、それは容易ではなく、
一瞬解けたと思っても、それはまた時間が経てば絡み合うものでした。

「人と、自分は違う」

確かに違う。
だけど、他人は自分ではないという考えは、間違っていないけれど、
「他人は自分でもある」という包括的な答えに気づくことができた。

つまりそれは、自分のこれまでの軌跡にある線と面、
そこに絡んでくれる他人の線と面も、自分の一部なのかもしれないという
ある種の気づきでした。

そうした時に、人生が立体化しました。
絡む線を俯瞰するように見たら、三次元に見えたのです。


俺は俺だ。
だけど、俺は俺だけではない。

世界よりまず、自分を変えることが必要だ。
だけど、それを広げていくことが必要だ。

広げていくことは、それをセレクトしてもらうことではない。
その考えや方法を、その人の一部にしてもらう、それだけでいい。

それがつまりは、多様性の理解だと気づいたんだ。


自分だけでどうにかなる世界じゃなくて、
俺はそういった人々との絡み合いの中で俺という立体はできているのだと。

点と点が線になり、線が紡ぎ面になる。
その紡がれた先に、僕の人生はつながっていると信じていた。

間違っちゃいない。だけど、それだけじゃないのよね。


「つまり来年、どうしたいの?今年はどうだったの?」


今年は、立体でした。
来年は、近未来です。


「近未来」を描きながら生きることが大切だと気づいたのです。
そのために立体が必要だったのです。


僕は今28歳です。
今働いている会社が30年後にあるんでしょうか?

僕は今独身です。
将来嫁さんや息子娘を幸せにできる社会を作ることができるだろうか?

僕には両親がいます。
両親が体を弱めた時に、それを支えられるだけの思いやりがあるだろうか。


個人が愛するものや未来を思った時に、
その先に見えてくるのが、国です。

国とは、立体です。そのひとつひとつの点が、個人なのだ。

国を守ることは個人を守ることなのだ。



個人を立体化すること。それはなんとなくつかみかけているのよ。



来年は、社会を、近未来に立体化できるように生きます。
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