賭博覇王伝 零 ギャン鬼編 感想

賭博覇王伝 零　ギャン鬼編　第40話　暗号


　直樹の言う暗号とは、ある１万円札に書かれたメッセージの事だった。

　ジュンコ曰く、１年くらい前からメッセージ入りの１万円札が出回り、話題になっていたらしい。
　そのメッセージは、まるで老人の独り言の様で、付いた仇名が「諭吉の独り言」。


　そのメッセージとはコレ。



　禁制の春　富士山頂に宝　龍虎の間に　六羽の影（3779）
　桜散る前に［忠]

　都市伝説的な設定は面白そうだけど、暗号ねぇ。
　こういうのってどうとでも解釈出来るから、単なる勘頼りになっちゃうんだよなぁ。
　僕が思い浮かべたのは、季節、天体、高山たつ、√、干支、郵便局、標高、覇王翔吼拳‥‥。


　さて、直樹が祖父からのSOSではないかと言うこの暗号は、世間では宝探しだと思われているらしい。
　そのため、零たちの話を盗み聞きしていた社長も、密かに「宝探し」への参加を決意していた。



「儂は海賊王になるにゃ～！」

　‥‥この社長、次章でも登場するんだ。
　末崎やジュンコみたいに、いずれこの社長も零の仲間になるのだろうか？