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かたてブログ

片手袋研究家、石井公二による研究活動報告。

『投稿頂きました⑰~カワクボレイ~』

2014-08-10 23:59:00 | 投稿

※片手袋投稿No.41

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【投稿者名】
友人F君

【発見日時】
2014/8/9

【発見場所】
東京都青山

【発見した感想】
8月9日、矢野顕子さんのコンサート帰りの一片手袋です。青山のギャルソン前になぜこんなに無骨な軍手があるのか?やはり川久保玲の仕業でしょうか?

※管理人から一言
前回同様、友人F君から送られてきた片手袋です。

F君の指摘通り、これは完全に川久保玲の仕業です。薄汚れた片手袋である事から、乞食ルックへの原点回帰だと思われます。カワクボレイとカタテブクロ。片仮名にしてみると何となく字面も似てるじゃないですか。

そう考えてみると、青山の路上もランウェイに見えてくるから不思議ですね。

…「不思議ですね」って何言ってんだよ、俺。


『高速道路の片手袋問題』

2014-08-09 19:18:57 | 片手袋研究発表

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度々書いていますが、この分類図に入っていない片手袋も沢山あります。その代表的なものが、“軍手類放置型高速道路系片手袋”だと思います。読んで字の如く、高速道路に落ちている片手袋です。

実はこの高速道路系、上の分類図に載っているどの片手袋より量は多いかもしれません。では何故分類図に掲載されていないのか?理由はとても簡単で、「高速道路を走行中に写真撮影する事が出来ないから」です。

でも高速道路に片手袋が沢山発生するメカニズムについては解明出来ていて、それは以前の記事でも少し書きました。

要するに、トラックの荷台やオイルキャップに被せられた軍手が走行中に落ちるんですね。

__ Img_1598
(※こういうやつです)

放置型の片手袋は殆ど全て人が落としていったものですが、この高速道路系だけは“作業系”から“高速道路系”に変化して生まれる、という珍しいタイプです(あ、“路肩系”の一部もそうか)。つまり片手袋になってからは人の手を介さないんですね。

軍手は脚立の足に滑り止めとして被せたり、本来の用途以外に活躍する場が多くあります。特にトラックの荷台は色んな用途で片手袋が用いられます。先日も、

1010

こういう風に使われている軍手を見掛けました。恐らく荷台の角をガードしているのでしょう。このままでは“作業系片手袋”ですが、これが高速道路走行中に落ちたら“高速道路系片手袋”になるのです。

ここまで解明出来ていながら、肝心の写真がないんですよね~。こうなったら高速道路を走行中にビデオでも撮りますかね?

まあ何にせよ無理はせずに、安全第一ですが。


『電線マン』

2014-08-07 19:30:00 | 片手袋研究発表

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先日出会った“軍手類放置型電柱系片手袋”である。

実は介入型にも電柱系は存在するが、こちらは放置型。介入型の方は「片手袋を拾った人が置きやすい」という、発生しやすい明確な理由を想像しやすい。しかし困った事に放置型の電柱系は、何故よく見掛けるのかイマイチ理由が分からない。

何の根拠もないのだが、「もしかしたら電柱に上って作業する方達が落としたり忘れていったりするのではないか?」という可能性もある。

確かに放置型の電柱系は(全てではないが)軍手類が多い。う~ん、でもそれだけでは根拠として弱いな~。

こちらも引き続き要観察ですね。


『船上の片手袋です』

2014-08-04 23:42:07 | 片手袋研究発表

「海辺は片手袋の宝庫である」という記事を以前書きました。

その時は主に浜辺を想定していたのですが、どうもそれは間違っていたようです。漁港などの人工的な施設にも沢山の片手袋が落ちているようなのです。

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過去にブログに掲載した上記の写真は、いずれも漁港で撮ったものです。ですから海辺は自然であろうと人工的な建造物であろうと、全般的に片手袋多発地帯なのです。

さて、先日その漁港で気になる片手袋を見付けました。

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隣り合った二艘の小さな漁船。そのいずれの甲板にも、軍手類の片手袋があったのです。

この現象と、漁港に片手袋が多いという事実を併せて考えてみるに、恐らく漁港や漁船内には沢山の軍手やゴム手袋があって、いちいち二つ一組にしてして片付けたりしないのではないでしょうか?

近くにある手袋を適当に組にして使う。だから片方だけ失くなってもさほど困らない。そんな仮説を立ててみました。

だとすると片手袋のあり方としてまた新しいタイプであるようにも思いますが、結論を急がず調査を続けたいと思います。