この蛙様に睨まれるともうどうしようもなくて、降参してしまいました。それで家にお連れ申し上げました。どこをどのようにまわりまわって我が家に到着することになったのでしょう。竹も古くなりますといい味が出てくるものです。古い御品には時間が降り積もって少しずつ変化をおこして尊ばれるのですが、しかし人間様は古くなれば疎まれるのがおちでございましょう。
弥富億: すこし御品を求めましたがいろいろと有りまして、まだまだ寝かせておくことになりそうです。出番を求める声が最近ではかなり大きな声になっているような気持がしますが、気のせいですよね、やっぱり。