割合数のある古伊万里白磁の壺でございます。お話しするポイントも少ないのですが、形状の特徴としては首がちゃんと立っていて、裾に段がついてございます。全体の形としては力強い張り出しがありこれはこれでよろしいのでしょう。
視力の良い方であれば体部正面のやや下方に左下方向に釉薬が垂れて落ちているのや、横回転の轆轤目や首と肩の境目に縦方向に短い「鉋削り」 . . . 本文を読む
元禄より少し古い時代の古伊万里の白磁の向付です。白い釉薬がねっとりしています。かさついた白ではなくて、潤いのある白ですのでとても魅力があります。
この御品は高級食器として造られ当時のユーザーを選んだ御品です。現在でも、もし五客揃って完品であれば、高級骨董店で十分に扱える「骨董品」と思います。
当ブログでは古伊万里は染付と色絵しかご紹介しておりません . . . 本文を読む