昭和20年8月6日午前8時15分、
世界初の原子爆弾が広島に投下されました。
今年で73回目の原爆記念日となります。
原爆が落ちた日の事を涙ながらに語り続けた母は今年はもういません!
母の弟(叔父)は当時中学生でした。
その日は元気に市内電車で学校へ!
一時間も経たないうちに原爆投下~。
いくら待っても帰って来ない弟の事を誰に尋ねてもわからず、
心当たりを探しても見つからず、
家族全員で川の中を探したそうです。
火傷を負った人が熱さに耐えられず川に飛び込んで、亡くなっていました。
その数はとても多かったと聞いています!
家族で川に入ってひとりひとりを確認した時の話は、
亡くなった人のあまりに惨たらしい状況を聞き…声も出ないほどの驚きでした。
必死で探した弟(叔父)は遺品も遺骨もなく現在に至っています。
母から聞いた話は私のこどもが小さい頃から話して聞かせました。
(時には母も交えて~)
被爆者は高齢化してどんどん少なくなっています。
戦争を知らない私が、戦争の悲惨さや肉親への想いを
母から語り継いで、
孫にも機会あるごとに話していきたいと思います。
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8月6日の午後6時から9時30分頃まで
平和公園内にある広島原爆ドーム前の元安川で
とうろう流しが行われます。
原爆で失った遺族を市民たちが追善と供養のため、
手作り灯ろうを川に流したのが「とうろう流し」の始まりと言われています。
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