烏3D製作所

Thingiverse
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アクリサンデー アクリル樹脂用接着剤

2022-04-07 21:48:48 | 3Dプリンタ周辺部材


 私は主にPLAを使って造形物を印刷しているんですが、極力サポート材を使わないように設計しています。
 PLAだとサポート材の跡がうまく処理出来ずに結構汚くなる事が多いので。
 そうなってくると、モデルを分割して印刷するパターンが増えてきますので、接着剤が必須アイテムとなって来ます。
 瞬間接着剤やエポキシなんかも使ってみましたが、個人的にはアクリサンデーが一番強く接着出来ているイメージです。接着と言うよりは溶剤で部材を溶かしてくっつけてるみたいですね。
 私的には無くてはならないアイテムの一つです。

 そのアクリサンデーですが、近所のホームセンターへ買いに行くと、長い事置かれていたのか、列の前に陳列されてた商品の中身が気化して殆ど無くなってました。
 2個目もちょこっと減ってたんですが、店頭にはこの2つしか無く、仕方なくちょこっと減った方を買うことに…
 後から買う人が困るだろうと思い、ほとんどなくなってる方も一緒に持って、レジで店員さんに話しをすると200円値引きして貰えたのでラッキーでした。
 ネット購入だとこう言う出来事は無さそうですよね。


 今日は試しにスマホのgooblogアプリから投稿してます。ちょっと気になってたので試しに。使い勝手が良ければ此方を使う事が増えるかも。

フィラメントホルダの設計③

2022-04-06 17:53:38 | 制作物

 この前から作り始めたフィラメントホルダ(スプールホルダ)、ようやく各パーツの印刷が完了したので、組み立て過程を公開していこうと思います。

 


 1.各パーツ


 

   

 フィラメントホルダ(スプール)を固定するための三つ爪を開閉させるための円錐パーツです。

 先端の平べったい円は遠目からスプールが回転していることを確認するのに取り付けました。風見鶏的な。

 

 

 各溝を彫ってあるベースプレートです。

 ここに三つ爪を引っ掛けます。

 

 ベアリングをはめる外装部品です。

 てっぺんの三角形はベースプレートの中心位置をはめるだけで出せるようにするために取り付けました。

 

 脚部です。

 円の外周にある四方に伸びた突起部分に、自作ベアリングの溝をはめ合わせます。

 あとは部品自体が軽いので、三方に伸びた足の先端の穴を利用して何かと固定します。

 

 爪です。

 


 2.組み立て手順


 

①ベースプレートに爪を取り付けます(3か所)

 

②ベースプレートの下側から円錐部品を入れ、3つの爪を同時にはめ合わせます。

 

③上部のはめ合わせを固めに作っているので、ハンマーなどで三つ爪を順番に軽くたたき入れます。

 

④外装の上面(三角突起がある面)に接着剤を塗ります。

 

⑤ベースプレートの三角溝と外装の三角突起を合わせ接着します。

 

⑥自作のBigBearingを外装内側にはめ合わせます。

 

⑦はめ合わせたのち、外装とBigBearingを接着します。

 

⑧BigBearingの内周円の溝と、足の溝を組み合わせます。必要に応じて接着します。

 

以上で組み立ては完了です。

 


 3.使い方


 

 平べったい円のいた部分を上下に動かすと、三つ爪部分が開閉します。

 

 実際にスプールをはめると上の写真のようになります。

 これで結構しっかりとスプールが保持されます。

 


 

 データは Thingiverse で公開しますので、興味のある方は試しに印刷して使ってみて下さい。

Thingiverse →https://www.thingiverse.com/miyashimon/favorites

 公開データの中に BigBearing もありますので、一緒に印刷して使用してください

 使ってみた感想なんかも頂けると嬉しいです。


フィラメントホルダの設計②

2022-04-05 17:43:57 | 制作物

 昨日初期設計を終わらせたフィラメントホルダ(スプールホルダっていうのが正解?)ですが、さっそく試作を制作して運用を始めてみました。

 で、肝心のスプールの保持なんですが、これも意外と(設計した本人が意外ととか言っちゃまずいんでしょうけど)すんなりうまく保持できてしまってちょっと拍子抜け。

 上の写真は実際のスプールを保持してる状態のものなんですが、3Dプリンタがフィラメントを引き込んでいる最中も、三つ爪の部分が滑って空回りすることもなく、しっかりとスプールを保持してくれてます。

 あと今回のフィラメントホルダに使用した自作のベアリングなんですが、引っ掛かりとかもなくかなりスムーズにコロコロ回ってくれてるんで正直自分でもびっくりしてます。いや、もっと引っ掛かりとかがあるんじゃないかと内心思ってたもんで・・・・(^^;

 ただ、製作途中で必要ない部品ともわかってきたんで、昨日BlogにUPした3D図からいくつか部品を省き、部品同士を直接接着させたりしていますので、ちょっと形状が異なってます。

 現在、得られた知見から部品を改良したものを再設計して印刷中、ただし一番大きな試作部品は印刷に約6時間とかかかるんで、明日か明後日くらいに試作2号機を運用、という流れになりそうな感じです。

 これで完成!となったら、改めて記事をまとめてみようかと。

 

 よかったらこちらの記事も一緒にどうぞ↓


ペンチ・ニッパー用ホルダ(フレンチクリート用)

2022-04-05 12:00:00 | フレンチクリート

 工具箱に入れておくと、意外と持ち運んでガチャガチャやった時に刃をダメにしてしまうニッパー類。単純に取り出しやすいようにフレンチクリート化してみました。ニッパーだけではなくラジオペンチとか握り系の工具類だったら大体使用できるかな。

 これは部品分割してありますので、これも後々一体型に改良予定です。