泉南市の熊野街道街<信達宿>で(藤の花)が見頃を迎え約4万房が春風に揺れている
との情報により見物に行った。ここは熊野街道の宿場町であった。蟻の熊野詣でと言わ
れ沢山の人々が信仰遊山を兼ねて熊野詣をした道である。江戸時代紀州の殿様が参勤交
代で江戸に向かった折の最初の宿場でした。又この家の奥様が生け花で余った1本を庭の隅に植えたのが
始まりで、成長する、(蔓)を棚に這わせると(蔓)が伸び、花が咲きいつしか噂になっていった。
梶本さん宅(個人宅)の庭を中心にした「信達宿の藤祭り」には毎年多くの人が訪れて
いるそうである。約4万人位の人だそうである。又藤棚を上から眺められる<鑑賞台>もある。
今年は行くが遅くて花見の最盛期は少しすぎていていた・・・が、
鑑賞台を降りて藤の木のトンネル
は目を見張るものがあった。1本の廃材になりかかっていた枝が
再生されここまでになるとはだれが想像したであろうか?
それから、再生され、立派になり我々をっ楽しませてくれている(藤の木の<蔓や華>をジックリ鑑賞した後
、ご主人は学校の先生であり教え子の<フルート吹奏>があるというので聞かせて
もらった。
丹精込められた庭での演奏を聴き、今日1日清々しいきもちになり家路に着いた。