からももの庭

少し農家。少し看護師。ほぼ自由人。趣味でお花をたくさん育てています。

クレマチスの剪定その後は…

2010-03-14 09:20:00 | クレマチス
クレマチスって、新枝咲き・旧枝咲きの違いによって、
強剪定・弱剪定と分かれるけれど、
実際、強剪定する株の中でも結果を見ると
それぞれ少しずつ変わっているのが
この時期分かります

『マジックフォンテーン』新枝咲き・強剪定


2節くらい残した地上から沢山新芽が出ています
こういうのを見ると
もう少し弱めの剪定でも良かったかなと思います。
でも、結構枝が暴れるので毎年シッカリ剪定しちゃいます

こちらは
『プリンセスダイアナ』新枝咲き・強剪定


2節くらい残して剪定しても、
そこからは芽が出ないので
この時期にやわらかく伸びてきた新芽が傷つかないように、
再度、地際から古い枝を切り取ります
なので写真には新芽しか見えていません
赤いツクシみたーい

同じ強剪定でも少し芽の出方が違うから面白いです
こういうのを見ると、
晩秋に剪定しないでほっといて
春に芽が出ているところまで切り戻すのが
本来の剪定の方法なのかななどとも思います

こちらは、前の2枚の写真よりも
もっと古株な
『藤娘』新枝咲き・強剪定

清楚でとんがり気味の中輪の青紫の花びら
一番好きです

この株も地面から新芽が出ているのみ
上に出ている古枝はもう少ししたら切ってしまおう

何年経過しても樹勢が弱い種類は弱い
逆に、クレマチスはつる植物なので、
樹勢が強い種類は本当に強いです

剪定が強いか弱いか考えて植えることを
いろんな本で前面に出しているけど
それよりも、樹勢の違いなどでの植え場所の違い
「鉢向き」などの情報もしっかり出ているとありがたいと思います

こちらは
『ミニステル』新枝咲き・強剪定

この種類もそんなに大きくなりません
毎年同じ大きさ和紙のようなとても美しい花びらなのです

一方、こちらは
『ハンショウズル』旧枝咲き・弱剪定


株元から芽は生えていません
伸ばしたままの昨年の枝の節の芽が膨らんできています

旧枝咲きのクレマチスは枝が年々太ってきます
場所をシッカリとって植えたほうがいいです

ウチでは
旧枝咲きと新枝咲きと、
冬咲きのクレマチスを混ぜてありますが
剪定ではそんなに困りません

上手く蒸れないように、日があたるように
誘引に気をつければ簡単で手のかからない
おりこうさんたちです

今年もたくさん咲いてね






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