かっぱ屋食堂-満腹なり

支部長軍団最弱くらいまー、かっぱのひろのつれづれ日記です。

不安定かな

2006-05-25 | Weblog
「将来に対する漠然とした不安」
有名な芥川龍之介の遺書。
初めてこれを見たとき、まだ中学に入ったばかりの私には、物凄い衝撃だったのを覚えている。
みんなは「そんなんで死ぬなんてわからん」言ったが、私には、梶井基次郎が丸善の積み上げられた本の天辺に乗せられた『檸檬』みたいに心の中にかーんと響いていた。まさに、言い当てられた感じだった。
あれから倍以上の人生を歩んできたが、未だに「漠然とした不安」に時々圧し潰されそうになる。
なかなか、成長せんもんやなぁ。

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