チャイばばの部屋        (旧:かっぱのひとりごと)

映画、本の感想を中心に、「いや~っ!○○ってほんっとうにいいですね♪」と思える事がらをつれづれなるままに…

それでもボクはやってない(☆☆☆☆☆)

2007-01-21 11:09:23 | 映画
21時15分からの上映(レイトショー割引)、終了時刻23時50分という、
早寝で良い子のかっぱばにとっては過酷なスケジュール!
最近こういうパターンでは、ほぼ確実に寝てしまっていました。
しか~し!
この作品は、夜遅い上映、2時間半の上映時間、ということを
ぜんぜん感じることなく、ぐいぐい作品の中に引き込まれ、
あっという間に時間が過ぎていきました。

先週鑑賞した「蟻の兵隊」同様、国家権力の恐ろしさ、
三権分立といいながら、司法も結局は国の機関であり、
政府機関等とぐるであるということを感じずにはいられませんでした。

裁判員制度もどうなんだろう?と思っていましたが、
現実の裁判がこのような感じなのであれば、
裁判所・検察側以外の一般の意見も取り入れられるのは
悪いことではないのかも…と思い始めました。
(もちろん一般の人が皆良識ある判断力を持っているかという疑問もありますが)

しかし、周防監督ってすごいですね。
ほんとにおもしろい映画でした。

役所広司、もたいまさこ、加瀬亮、瀬戸朝香、山本耕史、
大森南朋、小日向文世(ほんとこの人いろんな役ができますね!)等等、
俳優陣も素敵!!!

映画館に行くことをお勧めしますが、
まあ、大画面でなくてもいいかもしれないので、
DVDになったらぜひ多くの方に見ていただきたい良作です!!
冤罪、日本の裁判制度等について考えてみませんか!?


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1 コメント

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TBさせていただきました (タウム)
2007-01-21 11:53:15
日本の裁判の理不尽さに、心が重くなりました。
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