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覚めない夢はない

2004-10-16 10:28:30 | マネー&ポリティックス
たまにはメジャーリーグ以外のことでも・・・っと思ったけどヲタネタじゃないねw

CSFBが日本株に弱気、「覚めない夢はない」 (ラジオNikkei)


CSFB(クレディスイス ファーストボストン)もうまいこと言いますね。感心しちゃいました。
でもこれが現実だと思います。日本経済がいかに海外に依存しているかがわかるかと思います。
日本製品が世界経済の減速で売れなくなることと同時に、原油価格が1バレル55ドルにまで達し、
おまけに今年春の予想に反して円安なので海外でモノが売れる前に原価が高くつく、という
正に世界経済に左右される日本経済の様相を呈しています。

また、ここにきてアメリカ大統領選でケリー氏が勝利すると、民主党お得意の保護主義をちらつかせて、
日本企業が槍玉に挙げられるとして、特にトヨタあたりはその標的とまで言われだされました。

そして残念なことに株式市場は6営業日連続で下げ、ということよりもその裏で「景気は堅調」というひとことで
片付けられている現実。消費が相変わらず伸びない中(猛暑だろうが冷夏だろうが普通の夏であろうが
現状では消費を控えるのが基本になってしまったと思うのだが)、保険料の値上げや年金不安が残り、
「景気は堅調」とか言い続けている場合ではなさそうなことは市場関係者や一般投資家すらわかっていることと思います。

そういう意味では、ちょうど今は「いい夢をみさせてくれれありがとう」とアメリカや中国に感謝すべき時期なのかもしれません。
2005年になり、思っていた以上に景気が伸びない現実を見たとき、長い冬に突入しそうな感じもします。
今は春眠・吉兆な夢だとすえば、来年は冬眠・悪夢、でしょうか。

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