私にとっては大事件。
床のお直しをしようと考えてまして、その協力を私の母に頼んでみました。
私からこーゆー事を言うのは珍しいこと。
母に頼めば自ずと父も来るだろう。
和解とかでは無い。そもそも両親と喧嘩中でも無い。加害者と被害者だっただけだ。
さすがに前日は気持ちが暗くなったりしたけど、何度も自分の気持ちを確かめて、このまま予定通りにする事に決めました。
気持ちを整えたからか、普通の気持ちで当日を迎えることが出来ました。
私が頼みごとをして、両親がそれに答えた。ただそれだけの話なんだけど、今は私は被害者ではないし、親も加害者ではない、と、思えました。
あれは遠い昔の話で、過去の話で、今は違う、という現実が、私の目の前にありました。
それでも許さない!という人生を送る人もいるでしょう。
二度と会わない!と決めて両親を避けて暮らす人もいるでしょう。
それでいいと思います。
自分の気の済むように自分の人生を生きてるのだから、それがその人にとっての正解だと感じます。
私も途中まで、避ける人生を送っていました。結構すぐ最近まで。
けれど、ずっと、ずっと、モヤモヤが残ってました。
親との距離、親との関わり方は、私の中では10代の頃からの解けない大問題でした。
何十年と経っても、解けない問題。
そりゃ、モヤモヤしますよね。
まぁ、一緒に床を直したからスッキリ解決出来たわけではありませんが、毛嫌いするだけでは無く、分かろうとしてみたんです。
正直な気持ち、私は過去の出来事を許してはいません。今もそうです。水に流すとか忘れる、なんてもってのほか。仲良し家族をしようとも思いませんし、したいとも思ってません。
ただ、分かろうとしてみると、親のことが理解出来るようになってくるのです。
親を理解してみると、また違った景色が見えて来ます。
過去はそのまま過去に置いといて、私は今を楽しく生きてみようと思えます。
ちなみに、私も両親もてDIYは苦手で、床のお直しには苦労しました。
新しいクッションフロアを敷くだけだったんですけどね。
出来上がりも、ザ・素人作、って感じになっちゃいました。
でも、まぁ、良しとします!
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