技法・体感・体解・体得

開祖直弟子である師匠の末席末端弟子が技法を伝承・継承すべく
研究、研鑽、修行中の個人見解ブログ

応用技(自由技)押小手

2021年05月21日 | 圧法併用技・応用技・自由技
これは数年前に思いついたのですが
その時は既に大先生である某ジャンボ先生が
行っていたようで私は二番煎じの感じだが
いつ思きましたか?とも聞けず言えず
そのままにしてあるので大先生を敬い
二番手?或いは他にも既に応用されていれば
これは最早、変化技と言う範疇かも知れないが・・・

通常のように押小手を掛けに行き
攻者の腕が伸びたような場合に
有効なので試して頂きたい。

或いは攻者が腰を引いて腕が伸び肘が
少し曲がった状態でも相応に有効なので
その際には用いると良いかと。

まずは通常の通り押小手を掛けに行く
すると攻者の腕が伸びた或いは攻者が
腰を引いて逃れようとして基準線が
作れていない場合に掛手はそのままに
小指丘にある捌手を捻りずらして
攻者の四指に持って行き
木葉送(木葉返)の如く捌手を用いる。

言わば押小手の作りから逆面より
木葉送(木葉返)のように捌手を使う次第だ。

そして四指が曲がらないように
少し捌手を引き気味にして下方へ
引き倒すような感じで掛ける。

この時に捌手が四指から外れないように
曲がらないように注意をされたし。

これまた簡単明瞭は応用技(自由技)であるが
相応の痛みが押小手ほどにないにしろあるので
(腕が真っ直ぐに伸びている場合は特に)
一気に掛けるのではなく、お互い様と言う心持で
試して頂きたいものです。

今後、武専実技で支障がなければ
逆小手そして押小手の応用技(自由技)として
紹介したいと思う。

実際には「個人技」として紹介するのが
諸々の大先生方に、あれやこれや?言われず?
ベストだとは思われるが・・・





道は遠し・・・
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応用技(自由技)逆小手

2021年05月19日 | 圧法併用技・応用技・自由技
実は動画にもしてありますが・・・
評価?批評?批判かな?もあるかと思い
アップはせず文章での解説なので
分かりずらい箇所もあるかと思われるが
容易い応用なので大方の人は問題ないでしょう。

逆小手からの応用技(自由技)

そもそも逆小手からの変化技は数種あり
それらを用いて変化する相手に対応すれば
それで済む話とも言えるが、その変化技が
出来ない?逆に迷いを生じさせている?
はたまた逆に逃げられてしまう要因に?

なので、もっと簡略化して逆小手を
習う6級の段階からでも知って出来れば
悩ましい変化技に拘らずとも対応が可能かと思い
考え実際に試し効果ありと判断がしているので
是非とも試して頂きたいものです。

①逆小手の作りまでは全く同様で
捌き手を握返のように掛け換えて
大頭拳または小指丘を効かせ攻める。
(或いは閂系にしても可)
後は足捌体捌は通常の逆小手と同様。
場合によって真下に落とす事も・・・

②逆小手の作りまでは上記と同様で捌き手をずらし
前指固を併用して足捌体捌。
これも真下に落とす場合も当然あるが
相手の体勢によっては直下に落とし込む事も。

③これも逆小手の作りまでは同様であり
大頭拳を攻めるのが通常だが
それが効かない場合に捌き手はそのままで
手首と肘の中間辺りを用いて
小指丘を斜め下方向に効かせ攻める。

あまり肘に近いと小指丘を効かせずらくなり
外れてしまう場合もあるので位置に注意が必要。

或いは水平方向に攻めて(閂系)足捌体捌はせず
膝の絞りと腰の捻転の動作を連動させて行う。
大頭拳を攻められた時より痛みが多いので
掛ける際には手加減を(笑)

④逆小手までの作りは同様で
攻者が逆足で捕って来た場合は
足を膝部分に差し入れて払腰すると同時に
大頭拳或いは小指丘を効かせ攻める。
(足捌体捌は不要)
尚、攻者が順足で捕って来た場合も
同じようにも出来るが刈足を使う手法もあり。

⑤逆小手の作りまでは一緒ではあるが
攻者が逆足で捕って来た場合が特に有効。
差し込んだ足を用いて攻者の血海または夜光を
足の指を織り込んで親指を主として押し込み攻める。

(蹴り込んでも良いがそうなるとそれだけで攻者が崩れ
倒れてしまい逆小手からの応用技(自由技)にならず
逆小手からの応用技(自由技)の主眼からも
外れてしまうので最終手段として用いるのが可)

そうすると攻者の足が伸び体勢が崩れる。
それと同時に攻者の肘は伸びてしまうので
大頭拳には効かせる事は出来ないので
この場合は小指丘に効かせ攻める事に。
(既に攻者は崩れているので足捌体捌は不要)


簡単そのものでしょ!逆小手を習った人なら
ちょいと練習すれば直ぐに出来るようになります。
⑤の急所の位置が級拳士には?かも知れないが
二か所なので覚えられるでしょう。
(うちの級拳士も出来ましたので)

まぁ~大した応用技ではないので
既に多くの方々が実施されているかも知れず
何を今更と言うレベルかとも思われ
敢えてここで公開しても参考にならなかった?

でしょうが・・・これも練習をして置かないと
変化技と同様に使えない?使い熟せない?技に・・・




道は遠し・・・
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自由技の勧め

2021年05月17日 | 圧法併用技・応用技・自由技
自分の所の道院でも他道院でも
武専でも何度かこんな方法も有りか?
と言う事で紹介をした手法を一般拳士のみで
(級拳士も含め)久しぶりに修練。

今は逆小手に限ってのみ考えた手法だが
構想は他の技に対しても練っている最中。
(尚、押小手では1つだけ既に実施済み)

手首が柔軟で掛かりにくい相手や技から
逃れようとした相手や抵抗して来た相手に
対しては逆手投やら龍投やら逆引天秤等々が
正規の技として教範には無論の事
科目表にも記載されている次第だが
その技を指導が受けられる段階(資格)に
ならないと教えて貰えないと言うのは
何とも理不尽?実戦性に欠ける?

なので近しい技を既に習っているのであれば
出来る出来ないは別にして知って置くべきと思い
今回は資格に関係なく修練をした次第。

見た事のある人や実際に掛けられた事のある人は
変化技とは思わず応用技と捉えていると思われるが
私としてはあくまでも個人的な自由技と言う位置付。

これを知らない人や見た事のない人は当然、
体感していない人は更にその有効性?必要性に?
疑問を持たれるかも知れないが前述した通り
あくまでも個人の勝手な発想による自由技。

どうぞお目こぼし大らかな目で見て頂きたい。
研究研鑽の価値が多少なりとでもあると感じ
思って頂ければ誠に幸いと言う手前味噌な自由技。


次回に続く・・・




道は遠し・・・
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