「ホタルノヒカリ」上映会

綾瀬はるか、弾丸ハネムーン！川崎から台湾の「ホタルノヒカリ」上映会へ



屋外のバージンロードを仲よく歩いた綾瀬はるかと藤木直人　女優・綾瀬はるか（２７）と俳優・藤木直人（３９）が９日、神奈川・川崎チネチッタで映画「ホタルノヒカリ」（吉野洋監督）の初日舞台あいさつを行った。劇中と同じウエディングドレス姿で登場した綾瀬は屋外バージンロードを歩き、“ジューンブライド”を満喫。作品は海外の８つの国と地域での公開が決定しており、綾瀬は新婚旅行さながらのスケジュールでこの日、上映会の行われる台湾に移動した。東宝は興行収入３０億円を見込んでいる。

　イベント開始直前、降っていた雨がやんだ。ウエディングドレス姿の綾瀬、タキシード姿の藤木は思わず顔を見合わせる。空も映画の門出を味方するなか、２人は２５メートルの屋外バージンロードを笑顔で歩いた。８００人のファンのフラワーシャワーで祝福された綾瀬は「うれしいですね」と声を弾ませた。

　綾瀬は劇場ではブーケトスにも挑戦。写真撮影のため、後ろ向きとはいかなかったが、下手投げで思い切り客席に投げ込んだ。ジューンブライドさながらの演出に２人は終始、笑顔。綾瀬は「ドレスは撮影で着ていたものなので、きつくなっていないか心配でした」と笑わせた。自身の結婚については「全然（イメージは）わいてないです。予定？　まったくないです。結婚願望はあるんですけどね」と慎重だった。



勢いよくブーケトスを行った綾瀬はるか　２００７、１０年に日本テレビ系で放送された人気連続ドラマの映画化。恋愛するより家で寝ていたいという“干物女”ことホタル（綾瀬）と、ぶちょお（藤木）の新婚旅行珍道中を描く。イタリア・ローマで１か月にも及ぶロケが行われた。作品は台湾、香港、マカオ、韓国、シンガポール、インドネシア、ブルネイ、マレーシアで配給が決定。台湾で２２日に公開され、その他でも順次、公開される。

　その台湾ではドラマシリーズが大人気で、１０日に現地でプレミア上映会が行われる。綾瀬はこの日の午前、舞台あいさつを終えると、昼過ぎの羽田空港発の便で台湾へ移動した。“弾丸ハネムーン”にも「台湾は初めて。ご飯がおいしいと聞いたので楽しみです。たくさん宣伝してきます」とやる気満々。夕方には現地メディア向けの会見を実施。１０日には舞台あいさつも行うが、チケットは２分で完売したという。海外でも大人気だ。

　◆到着熱烈歓迎
台湾の空港で約５００人のファンにもみくちゃにされるなど、熱烈歓迎を受けた綾瀬は「大家好（ダージャーハオ＝みなさん、こんにちは）」とあいさつ。現地のマスコミも多数取材に訪れるなど、注目の高さをうかがわせた。[2012/6/10-06:05 スポーツ報知]