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ちゃんこ

ときどきぶつぶつ

三通りの意味。

2015年04月01日 | 日記
「次第」:goo辞書より


1 名詞に付いて、その人の意向、 またはその事物の事情のいかんによるという意を表す。「あなた―でどうともなる」「この世はすべて金―」

2 動詞の連用形に付いて、その動作が行われるままにという意を表す。「手当たり―に投げつける」 「望み ―に買い与える」

3 動詞の連用形または動作性の名詞に付いて、その動作がすむと直ちにという意を表す。「満員になり―締め切る」「本が到着―送金する」



。。。さてさて。

強風でリフトが止まる時、動き出す見込みは? と聞かれた時には、「風次第で動き出す可能性はあります」と 説明する。 外国人には「if wind weaken, maybe walk」とかなんとか、ま、てきとーに貧弱なボキャブラリーをかき集めて答えていれば何とか通じた。

これをもっとスマートに言えないか?
便利な世の中。
スマホに、翻訳アプリを入れた。
「風次第です」と、入力して実行。

出てきた英訳は

「as soon as wind」


…違えねぇ……が。


日本語は難しい……(-_-;)

3月27日。

2015年03月29日 | 日記
あの御嶽山噴火から、ちょうど半年目。

私の好きな戸隠を含む、妙高戸隠連山が、32番目の国立公園に指定されました。

一年前、31番目の国立公園に、慶良間諸島が指定された日は、座間味島にいたんだよね。

ま、個人的に そんな 様々な感慨を抱いた この日。

仕事のシフトは お休み。

そして


朝から


超快晴!


まるで神様からのプレゼントのような快晴。


神様、こんな日が来るのを待っていました。
ええ、必ず来ると信じて待っていましたとも♪


朝ドラ「マッサン」で、エリーが天国に召されるのを涙と共に見届けてから いそいそと支度をし、車を走らせ向かったのは 栂池ゴンドラ乗り場。


登山届けを書いて、切符売り場に提出、栂池自然園までの往復切符をゲット。

乗り継ぐゴンドラ ロープウエイからの眺めも最高!


栂池自然園は、グリーンシーズンに何度か来て歩いてます。
が、下界が晴天でも自然園に来てみると いつも霧。霧の中を歩いた記憶しかありません。

初めてここを、青空の下、しかもスノーシューで歩くんです。


ロープウェイを降りると、係の人から、雪山を歩く注意点のレクチャー。
雪崩や、雪庇や、雪の下の沢の踏み抜きなど、危険回避と自己責任、あとは雷鳥への配慮について。

外に出ると、当たり前ながらも 夏とは全然違う光景が。

えーと、まず どっちに歩き出したらいいのか分からない(゜゜;)(。。;)(←おい!)


他のスノーシューの人達に付かず離れず 後に着いていくと、雪に埋もれた山荘の建物、それからたくさんのトレース。

他人を当てにし過ぎると自分の道を誤りますが、ま、こういうところなら大丈夫かな?
建物をグルッと巻いて行くと視界が開け、大雪原が。



ここって、こんなだった?
ビックリするほど夏とは景色が全然違う、本当に。

視界を遮る木立などが積雪に埋もれ、その上に立っているので、山の大きさをダイレクトに感じ、そのスケールに圧倒される。



白馬三山をどどーんと正面に見据え、あの山に向かって歩け!というように、たくさんのトレースが伸びてます。

この だだっ広いところ、どこをどう歩いてもいい感じ。

雪山も春だなぁ…
暖かいし、360°大自然の絶景に抱かれている感じで、ガツガツ歩くのはもったいない。景色を味わいながら、のんびり歩を進めます。

ちょっと頑張って上り坂。
小高いところで振り返る。



眼下も絶景♪

あ、スマホで撮影なもんで、撮るときに画面を見れてないんです、黒くなっちゃって。
あてずっぽうにシャッター切ってるから、アングルが良くなくてすみません。
てか、自分としても もったいなかったー



国立公園になりたてホヤホヤの戸隠、妙高はもちろんのこと、なんと!はるか向こうに見えている雪山は八ヶ岳ではないですかー!

あとで聞いたら、こんなに遠くまで見通せるのは、年に何回も無いのだそう。なんという幸運♪

更に少し登ってランチ。
雨飾山の上に、白い上弦の月が かかっているのが見える。

以前、御嶽山をトレッキングしたときに、山の上に白い月がかかっていたのが印象的だったなぁ…


少し時間遅れで、御嶽山に向かって黙祷。
あの日の快晴の空を思い出す。そして、今日、ここを快晴の空の下、楽しく歩ける幸せと感謝。


ランチ後、また更にトレースを辿る。
雪庇を避けてひと登りすると…


どーん


どどーん


どどどーん



しつこい(笑)


グリーンシーズンには、いつも霧の壁しか見えなかった展望湿原。

今日は大迫力の白馬三山の絶景が。

この前歩いた八方尾根も眼下に。


その先に八ヶ岳。

なんというスケール。

見上げると 青空にさっきよりも高くなった上弦の月。
見渡すと雪山。
山の頂上にから時折雪煙が上がる。上空は風が強いのかな。
今いる ここは、風もなく、穏やかで暖かくて。

ヘリツアーのヘリコプターが着陸するのが見える。
やがて斜面を滑走してくるスキーヤーの姿が。

コース外、自己責任、遭難も後をたたないけれど。
山スキーの醍醐味はさぞかし、と思う。


まだまだのんびり景色を楽しみたいけれど、帰りのロープウェイの時間もあるので、後ろ髪を引かれる思いで引き返す。

何度も振り返りながら引き返す。

でも下り坂なので サクサク歩けちゃう(笑)



あっという間に山荘近く


ここから降りると、もう景色は見えなくなる。

まだ時間に余裕があるので、しばし足を止めて、絶景を目に焼き付ける。







最後まで、お天気の心配が全く要らず。

下りのロープウェイに乗り合わせた人同士、この日、こんなお天気の中を歩けたことを喜びあい。

中には 雷鳥と出会っちゃったという人も!うらやましい~


何もかもが、神様からのプレゼントのような一日でした。


帰りに、白馬大橋から日没を。






本当に幸せな一日に、感謝です♪

八方池まで。

2015年03月17日 | 日記
月曜日

お休みでした

そして


晴れました。

穏やかで風もなく


千載一遇のチャンス到来♪


前日に 山岳用のスノーシューをレンタル。
それを抱きしめ 朝8時、運転が始まったリフトに早々に乗り込み、乗り継ぎ、八方池山荘まで。
途中の、オリンピックコースのスタート地点。

雪のなかだと、カッコいいわね。グリーンシーズンにお目にかかってるけど、あの時はなんだか間抜けな印象だった(爆)


山荘前、本格的な装備の人達に混ざって、スノーシューを装着。見てると7~8割くらいの人がアイゼン、ちらほらとスノーシュー、それからワカン、といったところ。
それにスキーやスノボを背負っている人が多く目につく。


午前9時、ゾロゾロと列をなして歩き出す人達について、私もトレッキング開始です。


歩き出してみると、トレースのところの雪はもうガチガチ。
スノーシューが煩わしく感じられ、あらこれはアイゼンの方が良かったかしら、持ってないけど、と思ってると、時々 ズボッと踏み抜いた跡があり、見ると その穴は結構な深さだったり、何がベストかよく解らない。だから皆 装備がまちまちなのね。

往路は、ぶっちゃけ 登るのに精一杯。
それでも時折(ていうか、頻繁に)立ち止まって、ハアハアしながら辺りを見回すと絶景が。



デカイなぁ~カッケェなぁ~。



一番心配していた風は ほとんど無く、気温も高く、汗ばむくらい。



午前10時
八方池に到着。



って、池は雪に覆われて存在すらわからない状態でして。
ケルンに「八方池」って書いてあったから、ああここかぁ~、と(笑)


↑この山の手前の雪原が、確か八方池あたりね。わかんないでしょ。

山荘から ゆっくり歩いても1時間。
通りすがりの、スキーを担いだオジサンに
「どこまで行きますか」
と聞かれ
「ここまでです…なんだかあっけない」
と答えると、
「時間に余裕があるならこの先の丸山ケルンまで行ったらどうですか?スノーシューなら行けますよ。ほら、あの高くなっているところ」

更に登り坂が続いている。あの高いところまで行ったら、また素敵な景色が広がってるんだろうな…
時間に余裕…むむ、惜しい、ちと無いわ。
予定通り ここまでにする。

それにしても暖かい。一生懸命登ってきた道を振り返ると、靄がかかっているものの、妙高なんかよーく見える。あー、あの雲から頭だけ出てるの、根子岳とか浅間山とか湯の丸山とかかしら?素敵な眺めが広がっているわね~。登るときは周りを見る余裕がなかったものね。

スキーやスノボを背負った人達は、どんどん先へ登っていく。
そんな人達を尻目に、あっちへウロウロ


こっちへウロウロ


寒くないので、のんびりゆっくり、景色を楽しむ


のんびり楽しむ派は他にもいて、広いところで銀色のマット広げて寝転び寛ぐオジサンたちもお見かけ。そうか、そのテがあったか。覚えておこう(笑)

私は 雪のなかに座り込んで おやつタイム。

こんな雪山の景色の中にいて、どんなにのんびりしていてもちっとも寒くないの。いやホント、幸せだった~♪

チラリホラリと、斜面を滑走する人。スキーを履いてパラグライダーする人。

初めて目の当たりにする、私にとってはびっくりな雪山の楽しみかたをする人達。

日頃 里山の森の中ばかりを歩いている私にとっては、全くの別世界が そこにはありました。

そろそろお昼。
ご飯を食べに山を降りることにする。


人の顔みたいでしょ。往路で通りかかったときも、つい片手を上げて「やあこんにちは」と声をかけたくなったケルン。

ゆっくりゆっくり戻ります。

山荘が見えてきて、もう一度振り返る。



欲を言えばキリがない。
丸山ケルンまで行っても良かったし、この休みは連休だったから山荘に宿泊しても良かった。

山はいつでもここにあるけれど、一生のうちに こんな素敵なコンディションの雪山を楽しんで歩けるチャンスなんて、あと何回あるのかしら?下手するとこれが一生で一度のことかもしれない。
でも、この日の私のコンディションでは、これがベストでした。

名残惜しい、また来れたらいいな

そう思えたことは、幸せなこと。

下りのリフトに乗る。
グラードとアルペンは、下りのときは眼下の白馬村へ飛び出すような感覚が気持ちいい。そしてゴンドラで麓まで。

この、往復のリフトとゴンドラ料金、普通に乗ると3,000円くらいするのが、バイトの特典で、全部タダ!

スキーは やらないので、この特典を今まで生かせてなかったのだ。ああもったいない。

今回ばかりは、スキー場でバイトして良かったなぁ、と、初めて思いました(笑)


ランチは、名木山ゲレンデ近くのタイ料理レストラン「万国屋」で。

ガオマンタイという、鶏肉をのせたタイ米ご飯


あと、黒蜜きなこをかけたアイスクリーム。



人気のレストランで、週末は混雑するそうですが、この日は空いていて、ゆったりランチできました。
旨かった♪


ま、正味半日だけでしたけど。
ここでバイトして、初めて八方を楽しんだ休日でした。

親海湿原。

2015年02月11日 | 日記
「しんかい」湿原だと思ってたら、「およみ」湿原、というんだそうです。

「おやうみ」という音からかな、と、勝手に納得。「親」「海」とは、なんともマザーアースなネーミング、と、これまた勝手に感心する。

この湿原についてのあれこれについては各々調べていただくとして、つまりですね、この前の休日にここをスノーシューで歩いたんですよ。

前日からの雪が数十センチ降り積もり、この日も一日曇り雪の予報。
それほど広くもない場所、眺望も期待せず、ま、パウダースノーのフカフカ新雪を踏んで歩く感触を楽しもう、程度の軽い気持ち。


こんなシブイ景色の中を歩くのも、オツでございましょ♪

スノーシューを着けて木立を抜けると、積もった雪の上に足跡はひとつも無く。

つまり

知らない場所を歩く時に アテにしているトレースっていうのがないのさ。

ありゃ。

ま、てきとーに歩く。

デタラメに歩いてるんじゃないのよ。
半分雪に埋もれた案内図や標識や雪のなかにそれでも うっすらと認められるトレースや、方角やら地形やら。

ここを歩くのは私ひとり。

自分の五感を使って初めての場所を(自己責任で)歩くのも楽しい。

フカフカ新雪は、ラッセルしても軽い軽い。
木立の枝に積もった雪がしきりに落ちてきては、雪の細かいレースのカーテンがあちらこちらで翻り。

ちっちゃいちっちゃい ネズミさんが 目の前を横切っていって。キュワワン♪

とかなんとか言ってるうちに



晴れてきた



眩しい~


神社から北へ木立を抜けると




視界がひらけて




手前の雪の切れ目、姫川ですね。
水がすごくきれいでした。



そして



そして



じゃん♪




ご覧くださいまし、この雪原。

決して広くはないんですが、雪とは こんなにも開放的な景色を作り出すものなんですわね~

しかもどこにも足跡無いのよ♪

眺望は期待してなかったのだけど、こんな絶景に出会えちゃいました♪

さて、南側の湿原へ。




青空がどんどん広がっていきます。
雲の動きがとても早くて、上空の風の強さが うかがえたりもします。

ちょっとしたすり鉢状の地形に日差しが降り注ぎ、風もなく、体感温度は上昇、朝はフカフカだった雪もベタついてきました。

要するに 暑いし雪は重いし(汗)
ここは 遊歩道に沿って一回り。


水溜まりの周りの雪
曲線の感じが ダリっぽい(笑)




大きな倒木に雪が積もって、巨大な芋虫………
キライな人がいたらすみません

てかね、これ、出掛ける前に見てた 「朝イチ」でイノッチが描いてた 海老天ちゃんに 似ていてね~。
妙にウケたの。

こんなの、一年後に見ても 何のこっちゃい、だっちもねぇ、な ネタなんですけど。

グダグダになってきましてね、このあたりで。

ろくな準備もせず、おやつも足りなくてお腹も減って。

もう、本当、グダグダになって、この日のスノーシューは終わりになりました。


おわり。

嶺方諏訪神社のご神木。

2015年02月10日 | 日記
休みの日に訪れた嶺方諏訪神社。

先日スノーシューした、白馬ハイランドスキー場の隣の山。そして、こちらもまた廃止になった、みねかたスキー場のゲレンデの隣にありました。
鳥居をくぐると、すぐ左側に、何本かの杉木と一緒に、その大きな杉木はありました。


大きすぎて



収まりきらない。

物静かで、やさしくて、それでいて威厳があり。
好きだわ。

大木というと、太い幹にいつも目がいってしまいます………ていうか、太い幹で、視界はいっぱいになっちゃうのよね。

なので、神社を出てから梢を撮りました


梢は若いです……なんて言ったら変だけど。