幼い頃に両親とアメリカに渡ったチャンウク（チョン・ウソン）は、青春をアメリカン・フットボールに懸けていた。しかし、黄色人種を差別する白人選手の妨害により大きな怪我を負い、選手生命を断たれる。さらには両親の経営するスーパーが、韓国人に偏見を持つ者たちの暴動によって火災に遭う。自暴自棄になってリハビリを放棄するチャンウクを励ましたのは、留学中のインターンのヘギョン（シム・ウナ）であった。その後、麻薬密輸組織に目をつけられたチャンウクは、ヘギョンの助けを借りて韓国に逃亡する。その頃、チャンウクの恋人ユジン（キム・ソヨン）も、歌手になる夢を抱いて祖国へ渡っていた。幼い頃に両親に捨てられ、アメリカ人の養子として育ったジノ（シン・ヒョンジュン）は、ヘギョンから韓国語を教わる。愛するヘギョンの帰国を知ったジノは、祖国での就職を決意する。裕福な家庭に育ったジャニ（ソン・ジチャン）は、お金を湯水のように使って父を怒らせる。息子の将来を心配した父は、祖国で軍隊に入れと命令する。韓国に戻った1.5世代の若者たちは、言語や文化の違い、偏見の目にとまどいながらも成長してゆく。（1996年 全16話）
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