※明確に書かれていませんが烏森捏造がありますのでご注意。 . . . 本文を読む
※しょっぱなから申し訳ありませんがこのお話は良守が女性化しています。
生まれたまんま女の子の設定です。
そんなの嫌よ!と言う方は速やかにお帰りください。
読まれた後の苦情は受け付けませんので!(苦笑)
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「うぅ、さむっ!!」
ばたばたと新年早々落ち着き無く駆け走って来ては勢い良く古き良き日本人の拠り所、こたつに潜り込む。
「渋谷ぁ~!」
だがその勢いに巻き込まれた村田は非難がましい視線を有利に向けた。
「もう少し落ち着きなよ。そんなに慌てたらこたつに空気が入って寒いじゃないか」
「しょうがないだろ、村田~!外目茶苦茶寒いんだぞ!?」
何だったらお前も外行って来いよ、と言うと村田は . . . 本文を読む
「ボス…これ、なあに?」
それはある寒い日。
首都圏にシンシンと雪が降り積もったその日。
新雪をぎゅっぎゅっ、とブーツで踏みしだき何かに導かれるままにふらふらと歩いていると、不意に見上げた先の小さな公園に凪は自分のボスを見つけた。
蹲り、何かを作っているらしい彼の後ろから覗き込めばその手にはいつもの手袋をひっさげ不器用に何かを作っていた。
それを見ての感想だが突然現れた凪 . . . 本文を読む
何時の頃からか、自分の親友は私の知っている「親友」ではなくなってしまっていた。
誰かを想って一途に生きる彼女なんて、到底花には認められるものではなかった。
だって、彼女が・・・京子が自分の傍を離れていくなんて考えられなかったから。
昔から一緒にいることが当然で、そのせいで黒川さんは京子ちゃんを独占していてズルイ、と同世代の同性に何度陰口を叩かれようとも京子の傍にいられる優越感に浸っていられた . . . 本文を読む
ひゅう、ひゅう…と。比較的規則正しい寝息が子供の健康状態が最悪を脱している事を教えてくれ
ていた。
雀をこんな状態にしたのは疑うべきもなくこの自分。
けれどそれがどうしようもなく嬉しく思ってしまうのも、また事実。
そんな感情を綯い交ぜにしてそろり、と深い眠りにいる筈の雀の寝顔を観察する。
荒れ放題の肌と唇。
目許は散々泣いたのか赤く腫れぼったくなっていた。
それを手の甲で擦ってやる . . . 本文を読む
ざらついた感触が残る粗紙に今日の分の取材をまとめて書き綴る。
ざらついた紙が墨を吸った筆先を狂わせるが草案の段階にそんな上等な紙は使えまい。
初めは悪戦苦闘していたその筆遣いにもようやく慣れ今ではなんとか人様に見せられるようになった文字を書き連ねていく。
けれど書くごとから端々に墨か滲み掠れ、白い紙面に歪を残して行く。
それを見て雀はまるで今の自分を見ているようだ、と微かに自嘲する。
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手繰り寄せる自身の武器に、けれどその武器を手に目の前の戦場に立てず焦燥が増す。
本来ならば今すぐにでもこの忌々しい箱庭から飛び出し、今はもうきらめく焔が灯った瞳以外炎を纏えない綱吉のその顔面に立ち彼を守りたいのに。
それすら許してはくれないこの状況に苛立つ。
彼はもう、自分が守らなくてはならない頼りない存在ではない。
その足を地につけその拳に炎を纏い、誰よりその身を焦がして仲間のため祈るよ . . . 本文を読む
隣で幼馴染のコロネロがツナとザンザスの一騎打ちに一喜一憂しているのを苦々しく思いながら、リボーンは片時も綱吉から視線を外さず彼らの戦いを眺め続けていた。
家庭教師として彼の元に来てから、既に2年弱。
ここに来て、教え子は格段に成長していた。
・・・リボーンが戦況の予想を立てられないほどには。
彼に死ぬ気の零地点突破を教えたのはこの自分自身。
けれどそれを自分のものにして . . . 本文を読む
沢田家のつれづれ日記シリーズ
と、称して子供達を溺愛してる(笑)綱吉中心の小話になる予定です(笑)
が、ここら辺に来てちょっと路線変更しています。(苦笑)
⑪
何時もならばのんびりと寛げるはずの時間帯と居場所。
休みの日の穏やかな午後、自宅で。
本来ならばゆっくりと日常を謳歌出来ていたはずなのに…。
(何でこんな事に……)
嘆く綱吉は既に達観しかけている . . . 本文を読む
※「変化する気持ち」「傲慢な思考」の続きで三部作最後の作品です。
こちらは当社比30%増ぐらいカプ率高いのでご注意ください。
因みに上から順番に読んでもらわないと多分、ちょっと分かりにくいです。(苦笑) . . . 本文を読む