神名火だより

出雲地方・宍道湖周辺で撮影した四季折々の写真です。
時々、自作パソコンの話題もあります。

ベタ凪の宍道湖によこたう天の川

2013年07月09日 07時41分34秒 | 日記

 2年前にD700を購入しての最初の夏、天の川を撮影しました。撮影場所は一畑薬師へ登る山の中腹。宍道湖と斐川平野、天の川をワンカットに収めようとしたものです。

Nikon Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)
 空気が若干霞んでおり、下界の街明かりが被っています。ピントも甘いです。ライブビューでピント調節できることを知らなかったのです。

 で、昨日、お天気良好。お月様も出ていないので、天の川撮影に再度挑戦です。今度は、宍道湖湖岸、なぎさ公園近くです。周囲に民家が殆どありませんので真っ暗ですが、宍道の街、国道9号線沿線の街明かりがキラキラと湖面に反射しています。水鳥の鳴き声、時として羽ばたきの音、カエルの声、山陰線を走る列車の音、意外と耳にはたくさんの音が入ってきます。

 天の川は南方向の中国山地から、北東方向の松江へ流れています。肉眼的にはうっすらと淡い雲のように見えます。

 まずは標準ズームで。ライブビューで遠くの街明かりにピントを合わせて、天の川方向にカメラを方向転換。一コマ撮してみて、あとは出たとこ勝負。液晶画面で撮影画像を確認してカメラをあちこちに振って撮影します。ISO3200、15~20秒露光、絞りはf8です。絞りすぎた感はあります。シャープネスを優先しました。

Nikon Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)

 次に、広角ズームに取り替えて撮影。広角独特の歪が出ていますが、星は意外と点状に写っています。



Nikon Ai AF Zoom-Nikkor ED 18-35mm F3.5-4.5D (IF)
 天の川はまあまあ見えています。肉眼よりも断然鮮明です。フォトショップでレベル、彩度、シャープニング補正しています。

 やはり、街の灯が邪魔をしています。もっと暗いところへ行かないとダメですね。



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