大社町、日本海のすぐそばに宍道湖西部浄化センターがあります。いわゆる下水処理場ですが、そこに隣接して浜遊自然館があります。ここいら辺りは神戸川から運ばれた砂が日本海の海流と潮風で砂丘地帯を形成し、防風林の松林が周囲にあります。
浄化センターの西側に親水公園があり、梅雨の時期になると花ショウブ祭りが開催されます。荒神谷のハスを撮影した日の午後、今度は花ショウブの撮影です。
午前中から気温がさらに上昇し25度くらい。曇り空で無風。親水公園ですので湿度が高く、体感温度は30度くらいあるようです。ショウブの涼しげな色彩とは裏腹に、ファインダーを覗く目に額から汗が入ってきそうです。
背景が賑やかすぎ。お祭りは終わって、お客さんは少なくなって、撮影にはいいタイミングでした。
これが涼しげでシンプル。いいですね。
Tokina AT-X M100 PRO D 100mm F2.8
ショウブの花といえば小雨が降り、蒸し蒸しよりもしっとり感が似合います。例えば、7年前、津和野で撮影したショウブです。ネガ撮りですが、こっちの方がいい感じが出ています。背景の漆喰の壁の白黒、花の位置は日の丸。もう少し検討の余地はあったかなと言えますが。
Nikon Ai Nikkor 35mm F2
今日のショウブは私と同様、暑さでくたびれています。