門司港生まれのB高Diary

Teacupの閉鎖に伴い3月にこちらに引越してきました。
主に趣味・旅を綴っていますで、よろしくお願いします。

名門大洋フェリー「きょうとII」乗船

2022年01月14日 | 航空・船舶

1/12 2002年9月3日就航以来、約20年に渡って瀬戸内を走り続けた名門大洋フェリー「きょうとII」、2,022年1月13日の大阪南港発を以って退役となります。(記事書いている時点では、退役しています)

そんな「きょうとII」の乗船機会が生まれ、帰省時の戻りで利用しました。

奇しくも1/12の新門司発最終運航日に乗船することに。

この船は過去に何度か利用していましたが、直近では2019年8月以来となります。

◆出港準備真っ最中のきょうとII


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出港時間は17:00。定刻に徒歩客タラップが外され、いよいよ出港の時です。
新門司港ターミナルでは、お手製プラカードを振って、ペンライトを持ってのこれまで見たことのない職員や関係者の盛大なお見送りがありました。

◆盛大なお見送りを受け出港






「きょうとII」の方もそれに応えるべく、船首が港出口方面に向いた時に、長い汽笛で応えていました。

そうこうしていると西の空、雲の隙間から夕陽が射し、第2便として待機していた「きょうと」と共に新門司港発最後の航海を見送っているようで感動しました。

◆偶然にも雲の合間から夕陽が・・・


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部屋に戻りスーパーで買った食料で夕食をとり少し船内を徘徊します。

今夜のお部屋は1等洋室(2名)で、追加料金なしの貸切となります。
お部屋は船首にあり、どこに行くのも結構歩かされます。

◆1等211号室 たった1室ある独特の間取り


おまけに通路もすれ違い不可能な箇所も数多く、往路に乗った「きょうと」と比較するのもなんですが、調度品、デザインの色合いも含め昭和の船の雰囲気があります。(平成に入ってからの船なのですが)

まあこれでも十分贅沢、今の船が贅沢すぎるんでしょう。

◆ちょっと年季が入っているパブリックスペース










設備的には、小さな展望大浴場、シャワールーム、展望ストリート、売店、コインロッカー、エントランスから続くレストラン、テレビラウンジ、ゲームコーナーなど一通り揃って、唯一キッズルームがないだけで新船と遜色ありません。特に大きなしっかりした紺&木目調のソファーなんかはいいですね。

◆ゲームコーナーと自動販売機


その後、大浴場に向かいます。
決して広くはない、脱衣場、浴槽、洗い場ですが、設備は更新され過不足有りません。

◆浴場の画像はナシ


大浴場でさっぱりしたところで、この船翌日の入港が5:30、4:40に起床ラッパが鳴り下船準備に入ることから早め目の21:30にはベッドに入り就寝。朝までぐっすり眠れました。

と言う訳で、新門司港発「きょうとII」の乗船記でした。

◆御船印は記念御船印もあり


この「きょうとII」は翌日13日の大阪南港→新門司港がラストラン、13日の新門司港発はドッグ明けの「おおさかII」に代わります

◆過日のおおさかII(新門司港停泊)


ちなみに、僚船の「ふくおかII」も3月には引退、「きょうと」と同じサイズの「ふくおか」にバトンタッチが予定されています。



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