うなずます

主に毛ばりで釣ります

秩父イワナ

2019-09-05 22:14:06 | 釣り記録 関東編

今日は埼玉を流れる荒川の上流、大滝村の入川のさらに支流を釣りました。

荒川は実家から一番近くにある渓流で、父親に連れていかれ初めての渓流釣りが荒川で、学生時代の暇潰しも荒川で大変馴染みのある川です。

都市部から近く、素晴らしい渓相の荒川は人が沢山入っており、当時餌釣りでやっていた頃からそこまで釣れた思い出はありません。
北海道東北と様々な釣り場を経験し、どれくらい自分が成長できたのか計るにはちょうどいい川です。

家を出て懐かしい風景を堪能しながら一時間半で入川に到着します。
入川観光釣り場が終点で、そこから約一時間林道を歩き川の分岐点にぶつかります。
左側は入川で、右側は赤沢と名前を変えます。
赤沢を釣るわけですが、
赤沢は「人間お断り」といったような始まりです。

脇に人の歩いた跡があり、そこを登ります。
これを越えたあともしばらく落差のある岩場が続きます。

これを越えると両脇岩の壁になるので、10メートルくらい脇を登り危なっかしいルートを30メートルくらい歩きます。
足場は崩れやすく、靴幅しかないので、ちょっとびびりました。

これを越えると一変して緩やかな素晴らしい渓観になります。

ここでやっと竿を出し、しばらく投げていると岩影からシューッと魚が出てきて毛鉤に飛び付きます。
毛鉤を咥えてすぐに岩の下に潜り込み引きずり出すと、その魚は綺麗なイワナでした。



ここでも自分の釣りは通用したと、本当に嬉しかったです。

緩やかな区間はほんの少しで、またすぐに川に落差がついてきました。


一匹釣れてなんだか満足しましたし、お腹も空いてきたのでここまでにしました。

ほんのわずかな区間で少ししか釣らなかったです。
この川は各ポイント落差が大きいぶん深みもあって、水中を想像するとワクワクします。
林道に立ててあった案内によると赤沢合流点から標高が高くなり始めるそうです。


深みの連続するこの川では、餌釣りの方が分があるように思います。


様々な川を見るようになって、この川は本当に美しいなと改めておもいました。

①綺麗なイワナが居る
②足場がきれいに洗われたような粒の小さい均質な砂利で歩きやすい。また、苔やざっそうなど生えておらず、枯山水の庭園よう。
③川に木が被さっておらず、また、か細い木が控えめに生えるにとどまり、竿が降りやすく、見晴らしが良くて、なにより簡素で美しい。
④水の圧倒的な透明度。そのせいか、水中が不気味なくらい青。

基本落差が付いていて荒々しいですが、静かなところは本当に素晴らしいです。
竿ではなく、絵の具とスケッチブックを持って来るのもいいかもしれません。

ーーおまけーー
ガマガエル写真展





























日光 湯川

2019-09-04 17:14:20 | 釣り記録 関東編

今日は奥日光の湯川を釣りました。
釣り券の販売店が6時からで、当日でないと買えないということです。

先ずは湯の滝付近を釣ります。
朝一だったので誰もおらず独り占め状態でした

可愛いサイズのカワマスが釣れました。








小滝まで釣り下がり、車に戻ります。
湯滝まで川づたいに歩いていると、三人ほど釣り人とすれ違いました。
人気ポイントのようです。
観光客も増えてきて、すぐ脇に歩廊があるので、沢山声をかけられ、とても恥ずかしいです。

次に、赤沼のところから戦場ヶ原の歩廊に入ります。
この辺は湯川も下流で、水深もありゆったり流れています。
ここでは竿を出さずもう少し歩きます。

ここら辺で釣りたかったのですが、釣り券購入時に貰ったパンフレットによると釣り禁止区域だそうです。


もう少し歩いて小田代橋から釣ります。

今日一番大きいのが釣れました。
といっても20センチくらいです。
そのあと、小さいカワマスを何匹か釣り今日の釣りは終わりです。

湯川は西別川に似ていると遠目から見て思っていましたが、川に入ってみると全然雰囲気が違います。

バイカモではない違う水草が水中を覆っています。

↑西別川のバイカモ

足場はぬかるんでいる箇所が多いです。
湿原河川という感じです。

ここのカワマスは大きいのはわかりませんが警戒心が非常に薄く感じます。目の前でも釣れました。

今日は新しく作ってみたこの毛鉤が良かったです。

撥水液を浸けずに少し沈めた方が釣れた感じがします。

今日は綺麗なカワマスに出会えて良かったです。
最近イワナばかりだったのでいい気分転換になりました。