顕正会事件簿&破折資料室

※個人のブログです。日蓮正宗または日蓮正宗寺院・法華講の公式サイトではありません。

創価学会がトップ、顕正会は8位 --- 宗教法人所得ランキング

2004-12-07 12:05:41 | 顕正会組織活動の解明
2003年度 宗教法人申告所得ランキング

1 創価学会 181億1500万円
2 明治神宮 16億8700万円
3 月窓寺  4億900万円
4 蓮乗寺(日蓮宗) 3億8800万円
5 浅草寺 3億2100万円
6 霊波之光教会 3億1900万円
7 靖国神社 3億1800万円
8 顕正会 2億9300万円
9 光専寺 2億6900万円
10 日本基督教団三崎町教会 2億5800万円
11 日枝神社 2億5400万円
12 真宗大谷派難波別院 2億2600万円
13 修験四恩寺 1億7700万円
14 日本バプテスト宣教団 1億6700万円
15 観泉寺 1億6100万円
16 霊友会 1億5900万円
17 熱田神宮 1億5800万円
18 東方之光 1億5300万円
19 稲足神社 1億4900万円
20 正教寺 1億4300万円

※出典:週刊ダイヤモンド別冊「日本の会社ベスト7万1076社」2004年版より

浅井昭衛著「日蓮大聖人の仏法」を読む(1)

2004-12-07 10:43:17 | 顕正会研究資料
成仏という無上幸福

 仏法とは、生命の真実の相を知ることにより、「成仏」という永遠に崩れぬ幸福境界を得る実践法である。

 ”生命の真実の相を知る”とはどういうことか。今日、科学の分野においても、生命に対するさまざまな解明が行われているが、これらは未だ部分の解明にすぎない。仏法でいう生命の実相を知るとは、空間的には我らの生命を生み出した大宇宙との関係より我が生命の本質を見究め、また時間的には、三世永遠の時間より我が生命を見つめることである。

 かくて、大宇宙と一体にして無始無終なる我が生命の実相を把握した時、「成仏」という無上の幸福境界を得るのである。このことを日蓮大聖人は「およそ成仏とは、我が身を知って仏に成るとは申すなり」(十二因縁御書)と仰せられている。

 しかし、智恵浅き我ら凡夫がいかに力むとも、このように三世と法界を尽くして生命の真実の相を見究めるなどということは、できるわけがない。それでは、「成仏」という幸福境界は凡夫には得られないのであろうか。

 ここに仏様の大慈悲の御化導がある。仏とは、キリスト教における神のような、想像上の仮空の存在ではない、歴史上に実在する覚者である。仏と我ら凡夫との違いは、智恵と慈悲の深さ・広さにある。仏とは、大智恵を以て生命の極理を覚り、まず御自身が唯一人成仏の境界を証得された。この仏様の思いは、“何としても一切大衆をこの幸福境界に導き入れたい”との念願だけである。かくて大慈悲を以て一切大衆に教えられた成仏への実践法が、すなわち仏法なのである。
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引用終わり。なんで、「生命の真実の相」を知ったら幸福になれるのか、何度読み返してもさっぱり訳がわからない。『十二因縁御書』の引用も明らかに不適切である。
「大宇宙と一体・・・」、とかいうだけなら、バラモン教の「梵我一如」の生命観と何が違うのだろうか。 

旧 「日蓮正宗顕正会」 規約 (平成6年3月制定)

2004-12-07 10:03:57 | 顕正会組織活動の解明
「 日蓮正宗顕正会 」 規約   

     (総則)
第一条 本会は「 日蓮正宗顕正会 」と称する。
第二条 本会は、本部を東京都板橋区常盤台一丁目一四番一号に置く。
第三条 本会は、国立戒壇建立の御遺命を放棄する以前の 日蓮正宗の伝統教義に基づき信行する。
第四条 本会は、日蓮大聖人を末法下種の本仏と崇敬し、大聖人出世の本懐たる 本門戒壇の大御本尊を帰命依止の本尊とし、血脈付法の第二祖日興上人を僧宝 と仰ぎ、国立戒壇建立の御遺命を堅く奉持する。
第五条 本会は、日蓮正宗の国立戒壇放棄に伴ってなされた、本門戒壇の大御本尊が誑惑不浄の正本堂に居えられ奉った不敬を解消すると共に、日蓮大聖人の御遺命たる広宣流布・国立戒壇建立を実現し、以て真の日本国安泰および世界平和を顕現することを目的とする。
     (組織)
第六条 本会に、会長一人を置く。
第七条 会長は、本会を統帥し、第五条の目的達成のために大法弘通の指揮を執る。
第八条 会長は、本会組織の役員・幹部を任免する。
第九条 本会に、左の組織を置く。
     理事室
     壮年部
     婦人部
     男子部
     女子部
     教学部
     財務部
     総務室
第十条 本会は、第五条の目的達成のため、機関紙・誌その他を発行する顕正新開社を置く。
    (会員)
第十一条 本会の会員になるには、一切の謗法を捨てて日蓮正宗の教義を信じ、入信願書または入会願書に署名した上で、所定の入信勤行の儀を経なければならない。
 ( 平成七年六月より、入信願書または入会願書は、入信報告書または入会報告書に変更となり、署名の手続きは省略されています )
第十二条 会員にして左の各号の一に該当するときは、除名・謹慎(活動停止)・戒告の処分を受ける。
  一、日蓮正宗の教義に違背する言動をしたとき。
  二、本会の活動を妨害したり、組織を破壊しようとしたとき。
  三、入信または入会の手続きにおいて、不正をしたとき。
  四、組織・信仰を利用して、金銭貸借その他の私利を図ったとき。
  五、重大な国法を犯し、仏弟子としての体面を汚したとき。
    (財務)
第十三条 本会の運営経費は、会員有志の拠出による「広布御供養」と、顕正新聞社の収益金を以て支弁する。
第十四条 本会の会計年度は、四月一日に始まり、翌年三月三一日に終わる。
 2 予算は、毎会計年度の開始前までに編成する。
 3 決算は、毎会計年度終了後三月以内に作成する。
    (補則)
第十五条 本会は、日蓮正宗に国立戒壇の正義が蘇り本門戒壇の大御本尊に対し奉る不敬が解消されたときには、時の富士大石寺法主上人に、昭和四九年八月一二日付を以て本会〔当時 法華講支部妙信講〕に下された不当なる解散処分の撤回を申し出るものとする。

   平成六年三月三十一日

             

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「冨士」355号より以上引用。顕正会は、平成8年11月までは「日蓮正宗顕正会」と自称し、「宗教法人顕正寺」傘下の任意団体として活動していました。

「 宗教法人顕正会 」規則の抜粋

2004-12-01 23:49:58 | 顕正会組織活動の解明
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      第一章 総 則

第一条 この会は宗教法人法による宗教法人であって「顕正会」という。
第二条 この宗教法人(以下「法人」という)は、事務所を東京都板橋区常盤台一丁目一四番一号に置く。
第三条 この法人は、日蓮大聖人を末法下種の本仏と崇敬し、大聖人出世の本懐たる弘安二年の「本門戒壇の大御本尊」を帰命依止の本尊とし、血脈付法の二祖日興上人を末法下種の僧宝と仰ぎ、日蓮大聖人の御遺命たる広宣流布・国立戒壇建立を成就して真の日本国安泰および世界平和を顕現することを目的とする。
第四条 この法人は、二祖日興上人・三祖日目上人以来富士大石寺に相伝された正統教義に基づいて信行する。
 2 所依の経釈は日蓮大聖人御書、日興上人・日目上人・日寛上人遺文、法華経十巻を正依とし、天台大師・妙楽大師・伝教大師の釈疏を傍依とする。

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  第四章 会 員

第二十六条 会員は会員名簿に登録するものとする。


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  第六章 補 則

第二十八条 この法人は、この法人の目的に賛同する日蓮正宗の寺院および僧侶に対し、資金その他の援助を行うことができる。
第三十条 この法人は、第三条の目的が達せられたときには法人を解散し、その残余財産は日蓮正宗総本山富士大石寺に供養するものとする。

   平成八年十一月十八日
         
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出典:「顕正新聞 平成九年一月五日号」、他

平成8年11月18日、「宗教法人顕正会」として文部大臣の認証により宗教法人格を取得。
それ以前は「宗教法人顕正寺」の信徒団体「日蓮正宗顕正会」であった。

なお、第二条の本部所在地は、後に「埼玉県さいたま市寿能町一丁目七十二番一号」へ移転。

第五条から第二十七条、そして二十九条・三十一条、および附則については、一部幹部だけが知りうる場所に十日間公示されたのみで、一般会員および非会員に対しては秘匿されたままであるという。