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旭町町会

2005-05-15 15:27:00 | 神輿(中神田十三ヶ町連合)

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 旭町町会の宮入りです。

 江戸時代、この辺りは出羽(でわ)秋田藩藩主佐竹義宣(さたけよしのぶ)及び能楽師幸若太夫(こうわかだゆう)の屋敷地でした。天和(てんな) 2年(1682年)の大火でこの付近一帯が焼失した後、佐竹氏は下谷(現台東区)三味線掘(したやしゃみせんぼり)に移転し、跡地は町人地となり、永富町(ながとみちょう)二~四丁目、新革屋町代地(しんかわやちょうだいち)、元乗物町代地(もとのりものちょうだいち)の一部となりました。明治2年(1869年)、これらの地域は「旭町」と改名されました。 「旭町」の由来は佐竹氏の家紋「扇に日の丸」に因んでいる、といわれています。

 町内にある『佐竹稲荷神社』は寛永12年(1635年)に江戸佐竹候藩邸内の創建と伝えられ、同町の鎮護の神として丑寅の一隅に安置されていましたが、大震災後の区画整理の際に現在地(内神田三丁目10番地)に移されました。

 昭和41年に住居表示が実施されると、内神田二丁目(うちかんだにちょうめ)と三丁目(さんちょうめ)の一部となり、旭町の名前は地図から消えてしまいましたが、昔を語り継ぐように町会の名前として今でも存続しています。

 町会の該当区域は内神田二丁目8、9、13、14、16番地、内神田三丁目5、6、8~11、15、16、24番地となっています。



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