なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

キキョウソウ(キキョウ科・キキョウ属)一年草 別名ダンダンキキョウ

2013-06-12 13:05:32 | 草花
 昨年キキョウソウを見つけた所に、今年も咲いているかしら・・と、出かけました。
山陰の歩道のコンクリートの隙間から、今年も何本かのキキョウソウが生えて、花を開いていました。
北米原産の帰化植物で、1931年に横浜で、最初に報告されたといいますから、比較的新しい帰化植物といえます。
あまり分岐せず、茎がすっくりと30cmぐらいの高さで立っていました。丸い葉が茎を抱くように、段々につき、葉腋に
花がつきんます。花は閉鎖花が多く、茎頂近くの数個だけが開花するということです。
ガク片は5枚で、閉鎖花のガク片は3~4枚です。
果実は、さく果で、果実の中ほどに、2個の窓が開き、そこから熟した種がこぼれ出てきます




















ガマズミ(スイカズラ科・ガマズミ属)落葉低木 その2

2013-06-11 14:52:41 | 花木
 6月に入って、今年も荒神山の山裾に、あちこちガマズミの白い花が見られるようになりました。
たくさんの小さな花が集まって咲く散房花序で、小花の大きさは5~8mmぐらいです。
花は5裂して広がり、雄しべ5個、雌しべ1個ですが、花数が多いので、多数のシベが、まるで花全体に短い毛が生えて
いるかのように見えます。
葉は対生し、細かい鋸歯のある卵形から広卵形で、表面には、羽状の葉脈がわずかに出っ張り、凸凹があります。
晩夏から秋には、赤い果実を実らせ、果実酒などにも利用されるということです。




















ヒルザキツキミソウ(アカバナ科・マツヨイグサ属)多年草

2013-06-10 19:24:11 | 草花
 いつも買い物に行っているスーパー近くの道路脇にヒルザキツキミソウが咲いていました。以前から気になっていたの
ですが、今日は思い切って、歩いて戻り、写真に撮ってきました。
 ヒルザキツキミソウは、北米原産の帰化植物で、栽培されていたものが、野生化しているとのことです。
4~5cmの薄いピンク色の花をつけ、花弁は4枚、8本の雄しべと先端が十字化した雌しべがあります。
明るい昼間に花を開くので、この名がついています。しぼむと、桃色が濃くなります。
















コモチマンネングサ(ベンケイソウ科・マンネングサ属)越年草 その2

2013-06-09 13:30:37 | 草花
 愛知川の河原にコモチマンネングサが生えていました。マンネングサの仲間には、メキシコマンネングサやマルバ
マンネングサ、ツルマンネングサなどがありますが、茎や葉の特徴からコモチマンネングサとわかりました。
コモチマンネングサは、花茎の途中の葉の基部にムカゴが出来るのが特徴で、ムカゴは、新芽のように短い葉が集まって
います。触れるとぽろりと落ち、地面に根付きます。繁殖はもっぱら、このムカゴによることが多く、梅雨時に植物体
から落ちて、根をおろし、そのまま翌年まで過ごして、次の春に活動を始めます。












ニッコウキスゲ(ユリ科・キスゲ属)多年草

2013-06-08 13:28:21 | 草花
 今年も裏の畑の北側にニッコウキスゲの花が咲いてきました。いつか頂き物をここにうえてから、もう数十年にも
なりますが、毎年どんどん繁ってきます。
ニッコウキスゲは、一日花で、朝開いた花は、夕方にはすぼんでしまい、毎日次々と新しい花を開いていきます。
雄しべの葯をよく見ると、開いたばかりの時は黒い色をしていて、それが、外側に反り返ってきて、花粉を出している
ようです。花アブが早速やってきて、蜜を吸い、花粉を散らしていました。
高山帯の草原や湿地に大群落をつくることで有名な花です。