

この日は、べビちゃんは朝から貧血・黄疸の検査のために
べビちゃんを取り上げてくださった助産師さんが、沐浴も兼ねて、
採血しに新生児室へ連れていきました

約40分後・・・
「ごめんね~


足に痛々しい跡が残ってるからぁ~

べビちゃんも、たくさん抵抗したのか、抱っこされて部屋に帰ってきた時には、
放心状態

「よく頑張ったねぇ~

と顔を見ると、朝起きた時にはあんまり目立たなかった黄疸が・・・。
まあ、生理的な現象だし・・・って、あんまり気にもしなかったんですが、
時間の経過とともに、少しずつ黄色くなってるような

この日の夕方。
また、朝の助産師さんがやってきて、
「ごめんね~

採血の仕方が悪かったのか、もう一度、先生から採血するように指示があったから、
もう1回だけ採血させて~

とのこと

採血結果が、異様に悪かったんだぁ・・・って思いつつ、
再度検査して、良くなってることを祈りつつ、べビちゃんを助産師さんに託します。
10分後・・・
「大丈夫でした


との事で、ひと安心

ちなみに、この日のべビちゃんの黄疸を示すビリルビンの値は11.4でした。


この日は私の貧血と尿検査。
朝、検尿と採血があり、どちらも


そして、べビちゃんの顔を見た助産師さんが、
「あれっ

う~ん。。。今日も採血して、治療するなら早くしないと、
明日、ママと一緒に帰れなくなるねぇ~

とのこと

確かに、昨日より身体も黄色いし、目(白目)もかなり黄色いなぁ~って
朝、起きたときに思ってたんですが、
まさか、一緒に退院が無理だなんて・・・

その会話のあと、沐浴に呼ばれたので、沐浴につれていくと、
そこに居た看護師さんも、
「あらぁ~


お風呂が終わったら、採血してみようねぇ~。」
との事。
こうなったら、早く治療して、一緒に帰りたいとの思いのみ

沐浴の後は、そのまま、退院前診察があったので、
結果はそこで聞くことになりました。
まずは、私の内診から。
「縫った傷跡は、裂けたといっても、ほんのちょっとだったから
心配ないからねぇ~。
子宮の方が、まだ、しばらく悪露が続くかもしれないよ~

でも、ママの方は、問題なし



べビちゃんのほうは・・・、
「赤ちゃんも身体には問題なし


ただ・・・、黄疸がひどいね~

ビリルビンが16.5だね~。これは、光線療法をしなきゃいけないよ~

このまま放置すると、赤ちゃんがけいれんを起こしたりするからね~。
ただ、生後4日目で、今が黄疸のピークだから、そんなに心配しなくても大丈夫だからねっ。
生後1日目から出たりするのは、病気の可能性もあるんだけどね。
今のタイミングは生理的な現象だからね~。
でも、治療しても、明日、いやあさってまでかかるかもしれないよ~

『はぁ~~~。やっぱり、そうなのかぁ~

と落ち込み、食事を食べる気にもなりません。
ひとりでうるうる

ちょうど、その後、すぐ、パパも来てくれて、少し落ちつきましたが、
2人でべビちゃんの様子を見に新生児室へ。
すると、助産師さんが来てくださって、
「明日、一緒に退院できるように、見た目は大掛かりになってるけど、
全身に紫外線があたるような機械に入れてるからねぇ~

との事。
他にも2人、光線療法をしているべビちゃんが居たんですが、
その子たちは退院まで時間があるらしく、背中から当たる機械に入ってました。
パパと2人で、
「そうなんですかぁ~。ありがとうございます

べビちゃん、がんばれ

と声をかけ、眠れない夜を迎えたのでした・・・



うとうとしては、目が覚める・・・というのを繰り返して、
朝になり、特にすることもないので、一人でゴソゴソと退院のための片付けを開始。
パパも朝一番に来てくれて、後は、べビちゃんの結果次第・・・
私の退院が午前中予定になってたので、べビちゃんの光線療法も
午前中いっぱいギリギリまで行うことに

たまたま、夜勤の助産師さんが、最初、私が夜中に病院へ行った時に
対応してくださった助産師さんで、うちのべビちゃんの光線療法の途中も、
その助産師さんがミルクやおむつのお世話をしてくださってたので、
べビちゃんの様子を聞いてみると、
「昨日よりは、黄色さもだいぶ取れてきましたよ~

一緒に帰れるといいですね~

とのこと

ちょっぴり安心しました

そして、運命の採血の時

助産師さんより、
「ビリルビン12.2で、先生から退院


との報告がありました

べビちゃんのことで、2人で不安になったり、心配になったり、
そして、喜んだり

親になったんだなぁ~ってつくづく実感したのでした

こうして、無事に出産を終え、実家へべビちゃんとともに帰ってきたのでした

退院前、不妊治療からずっとお世話になっていた担当の先生から、
「本当にあっという間に、時間が過ぎたねぇ~。
途中、いろいろ大変だったけど、本当によかったね

おめでとう

と声をかけていただきました

どちらかというと、私の方が、無事に元気なべビちゃんに逢わせていただいて、
いっぱいいっぱいお礼をしなきゃいけないのに・・・
と思いつつ、うまく言葉にならなかったので、
退院時アンケートの中に、お礼の言葉を書かせていただきました

べビちゃんには、不妊治療をして生まれてきたことを隠すつもりはありません。
パパとママがあなたの誕生を本当に心待ちにしてたこと、
いつも優しい言葉をかけてくださって不安を除きながら治療~診察を
してくださった先生や助産師・看護婦さんたちのこと、
そして、このブログ内で知り合ったたくさんのみなさんのこと・・・
たくさんのみなさんの支えがあって、べビちゃんが元気に生まれてきたことを
ちゃんとべビちゃんに伝えたいと思います

そして、べビちゃんなりに、命の大切さ、人の優しさっていうのを
いつか分かってくれたらいいなぁ~って思うんです

これから、戦争のような育児が始まります

べビちゃんと一緒に、親として、ひとりの人間として、
もっともっと成長できたらいいなぁ~

(←これは、結婚式の時に私たちの担当だった方から、
「育児に疲れたら、子供を育ててるんじゃなくって、
子供に育ててもらってるんだって思うと、気持ちが楽になるよ~」
ってアドバイスされてたんです

その時は、ピンときませんでしたが、少しは分かるようになるかなぁ~

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他にもたくさんの頑張ってるプレママがいらしゃいますよっ


