染色家 佐藤節子先生のお宅を辞した後

2匹の猫ちゃんと暮らす着物友Kさんのお宅にお邪魔しました。
私、今までに猫を触ったことは2,3回あるかないか。
どう接したらいいんだろう、なんて、最初はちょっと
どきどきしていましたが
Kさんが、おやつの袋をかしゃかしゃさせただけで
そばに寄ってきて
お行儀よくもらってくれました。良かった!
順番待ちしているチンチラゴールデンちゃんは
おっとりしていて、人懐こいところもあって、
体格も含め、


チビワンがむしろ、気ままで
忠誠心が感じられず(猫ちゃんにそれがない、
という意味ではないのですが)
猫的だったのかも知れません。
この写真ではわかりませんが
美しいお顔だちのマンチカンちゃんは、私から見ると
「ザ・猫」という感じで、自分から近寄ってくることは
なく、ナイーブ。
でも最後にすべすべの毛並みの背中を触らせてくれました。
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自宅のネット環境が復旧したので、前記事の補足を少しだけ。

佐藤節子先生、春の作品の目玉がこの総柄、一方付けの桐の着物。
「桐って花屋さんで売っているようなお花ではないでしょ?
でもどうしても描きたくて」山奥にまで探しにいったそう。
東北では女の子が生まれたら桐を庭に植えて、
お嫁にいくときに育った桐の木で箪笥をつくる、という家庭が
多かったそう。
もともとは、源氏香が銀糸で織り出された生地と出合ったのが
桐のきものをつくるきっかけになり


地色といい、花の色といい、幅広い年代に似合いそうな一枚ですね。