
泣く子もだまる? 海島綿の生地アップです。
5年くらい前に誂えた長襦袢。さらっとしていて
肌の当たりがよくて、愛用していたのですが。
昨年、破れてしまって

イラストであらわすと、次の箇所です。

青い丸で囲んだあたりの、背中側です。
肩山の中央といったらいいのでしょうか、衣紋を抜くとき引っ張られる部分です。
衿のすぐ下を横に5㎝ほど。
私、衣紋を大き目に抜くので、下から引いたときに
力がかかり過ぎたのだと思います。
ほかの場所ならともかく、
ここはちょっと、外から見えかねない部分。
まあ、覗き込む人などいないでしょうけれど、
破れたままでは着たくないなあ…破損範囲が広がる恐れもあるし。
というワケで。
「もう、袖だけ切って、替え袖にして、
ほかのところは捨てちゃおうかと」
「いやいや、海島綿もったいないよ」と和裁のできるお友達。
「〝あげ”はあるの?」
「うん。10㎝ちょっと」
「じゃ、あげを解いて(生地をのばして)、衿を付け替えたら?」
……と、おっしゃったと思うのですが、
何しろ工作能力が小学生低学年並みの私、理解すらできず

今のところ、
1)袖だけ切り取って替え袖にする(下も切り取れば裾除けができるかも)
2)薄い当て布を探して補強する
3)つまんで縫ってしまう(でもふたたび破れる恐れあり&目立たないようにできる自信なし)
のいずれかを考えていますが、ほかに妙案あればぜひご教示くださいませ。