さ、寒い・・・
つい先日、暑さと仕事の愚痴でヒートアップしていたワタシ、
この日は慌ててヒートテックを着込む羽目に・・・

でも寒いって、楽しみもある。
なぜって、この帯が似合うようになるから


今年もやってまいりました、岩井香楠子さん作のポインセチア帯


後ろはこんな感じ。なす紺の結城に合わせて。
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「大事な結城だから、きちんとしたところで仕立てたいんです~」
縞屋さんで直接ご縁があった、縮みの着尺を2年もそのまま持っていたという
キモトモTさん。
ならば、と、横浜の山本きもの工房さんをご紹介することに。
横浜駅で待ち合わせて・・・

ルミネに入っている、野菜が美味しい和風キッチン「めい」で
豆腐ハンバーグの白味噌煮込みランチを。
予約すると写真左のウエルカムカードがもらえます。
ちょっとしたことだけど、こういうのって嬉しいですよね。

工房では「ココロヨキモノ展」会期中(4日まで)。
大島、西陣の個性的な帯、沖縄の織など、山本秀司さんがこれはと集めた
注目株がズラリ。
デパートや都市部の呉服店にはまだ扱いのないものが多くて、
ここならでは、の目の保養になる。
さて、キモトモTさんの結城は・・・?
ご本人のお許しを得て、アップ画像公開!

写真では、糸が含む空気感とか、地色の微妙な変化、きらめきがお伝えできず残念。
でもこのベージュの優しさといったら!
Tさんいわく、


過日のAさんもそうだが、お正月にどうしても間に合わせたくて、
山本さんに無理をお願いし「この日までに反物をいただければ・・・」というぎりぎりの日に
駆け込んだ。
Tさんにしても、年末で仕事も家庭の方も忙しい中、「這ってでも行きます!」との熱意。
お正月に新しいお着物、というのは、それだけ魅力ある特別な存在なのだ。
そういう中に立ち会えて、少しでも橋渡しのお手伝いができて、良かったな。
八掛の色も決まり、寸法も測って、いよいよ反物が引き渡されるとき

いってらっしゃい、縮みちゃん-キモトモTさんが、いとおしそうに反物をぽんぽんと軽くなでながら
そう言ったのが印象的だった。

・・・と言った直後に

セルフつっこみを入れたのもTさんらしい。

山本さんの奥さんの直美先生と。
この日は程よく節の目立つタッサーシルクのピンクベージュのお着物に、浦野理一さんの帯。
着物の実物はもっと暖色系でした。
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