
越後ちぢみに島仲由美子さんのミンサーで
友人の画家 朋百香さんの作品を観に、六本木へ行った日。
その足で
和光のセールにも顔を出しました。

といっても、場所は銀座ではありません。

御茶ノ水のソラシティ。
会場内部の写真はありませんが、
デパートの催事フロアでよく開かれている
夏物売り尽くしセールのような雰囲気でした。
幸いにも(?)和服で行ったので、
半額~7割引きとはいえ、
上代17万円なんて値札がついているブラウスには
手がのびず

私のお目当ては、もっぱらバッグやお扇子、傘などの
ファッション小物。
会場に入ってまもなく、たった一点残っていた
綺麗な色のバッグをまずキープ。
コチラです。

革を編み込んだ小さなハンド。
愛用の、科布のバッグと比べてみます。

ほんの少し、こぶりです。
なお、大きさの参考になればと、左端にマスカラの赤い容器を立ててみました。

リザードなのか、型押しなのか
よくわかりませんが(後者かな)
表面はこんな風になっています。イタリア製です。
ハンドルもしっかり編み込まれていて、手触りが良いです

6ケタ一歩手前の値札がついていたけれど、7割引きで。
夏の終わりにすべりこみで出番があるかな?
それとも来年、デビューかな?
一方、こちらは……

さて、何の箱でしょう?
開けてみます。

伊万里焼の、作家もののお皿です!
スマホを一回り大きくした位のサイズ。
春にも使える色遣いですが、
やはりこれからの季節がベストマッチでしょう。
2枚1セット、箱つきで、
文楽一等席の半額以下のお値段。
これは良いお買いものをしました。
和菓子でもいいし、伽羅蕗とか……
衣かつぎとか……
妄想がふくらみます

でも、このセールでの“金星”は……

これは何の箱でしょう?
開けてみます。

これは……?

わらびもちです。
お中元の売れ残りで、半額!
1個当たり、コンビニスイーツとほぼ同額です。


一瞬、躊躇しましたが、
食欲が勝りました


梅の小皿にのせて

そういえば、
会場を出たところで、上品なご婦人に声をかけられ、

レジに並んでいるときから、ずっと気にしてくださっていたそう。
沖縄旅行の際、ミンサーのさまざまな柄が気に入って、
小物を求めたことがあるそうで、
にこにこと、私の着物姿をほめてくださいました。
お買いものも楽しかったけれど、
イチバン嬉しかったのは、この出来事かな。