銀座 和光で開催中(~12日)の松尾鏡子展。
輝かんばかりの布に囲まれ、高揚するも
2枚目の着物や帯……はさすがに手が出ず
(というか、松尾さんとおしゃべりに花を咲かせすぎ、
仕事の時間が迫ってしまい、展示をじっくり
拝見できず…ごめんなさい!)
でも、松尾さんらしい染織を、いつも間近で
眺められたらと、記念に小帛紗をいただいてきた。

この、丸い浮織は、
「糸をきつくすれば、直線的(三角)になります。
それをうまい具合にゆるくして、丸くなるようにするのです」
確かそんな風に、松尾さんはおっしゃっていた。
お茶席の場なら
もしかしたらもう少し、おとなしめの色合いの方が
馴染むのかも知れないけれど、
まあ、私は気軽なお茶会要員からさっぱり成長しないので、
この小帛紗も、家でにんまり、眺めているのが…いいのかな。

「鏡」の文字が鏡文字。可愛いですね。
先生、また会う日までお元気でいらしてくださいね!