
自宅最寄駅のドトール、そして
パソコンはモバイルノートのSurface。
実は私……
6月初めに某プロバイダと契約し、自宅にWi-Fiを導入したのに、
IT超弱者ゆえ、何をどう勘違いしたのか、
過って解約してしまい、
さらにプロバイダの電話オペレータがことごとく、
この沸点の高い(=怒らない)私がイライラしてクレームをつけるほど
手続きミスを繰り返し、
7月1日から2週間以上、自宅にネット回線がない状態で
過ごしました。
頼りになるのは、スマホだけ(5月末にガラケーから変えておいてよかった!)。
仕事がなければ、それほど困ることはないのですが、
大きな容量のファイルはやりとりできないので、
さて、2週間どうしたかというと
2015年に購入したものの、使いこなせていなかったSurfaceを持ち出し
無料Wi-Fiのあるドトールで週3回、仕事していました……。
コーヒー代は、スマホを契約したときにもらっていたポイントから出して。
かくして、家のネット回線がだめになったお陰で私は
たった2週間でWi-Fiの達人になり
かつ、Surfaceも使いこなせるようになって、
すっかりノマドに大変身。
取材先でも公衆無料Wi-Fiを利用できるようになったし、
資料を紙ではなく、
Surfaceの画面で出せるようになりペーパーレス化に成功したし、
私……
自分が思っている以上に逆境に強いことがわかりました……

さすが自称、ゲルマン魂。
もっとも、
Wi-Fiのないところで、
仕事の600MBもあるファイルをスマホでDLしてしまい
(しかも2回)
あっという間に1GB使ってしまったり、
IT弱者ぶりは変わっていないのですが……。
家にネット回線がなくなって思ったことは


家ではオフラインで原稿をひたすら書き、
ドトールでそれらを一気に送り、メールのやりとりをし。
(1回マックス3時間の制限があるので、ゆっくりしてはいられないのです)
つまり、家でついだらだらとネット閲覧をしてしまうこともなく、
仕事が結構、はかどったというわけ。
(とはいえ、雑誌の入稿が始まると、不定期に大容量のファイルの
やりとりが生じるので、
家にネット回線がなくてもいいや、とまでは思いませんでしたが)
7月中旬、回線が復旧し、ほっと一息……と、そこへ
父からの電話。
「いやー、何度かけてもつながらなくてさ」
「えっ? 着信なかったよ」
「〝圏外”になっちゃって、おかしいなと思ったら、携帯が故障してたみたいで」
何と5日間も、故障に気づかず、
私と連絡がとれなくて焦っていたそう。
「今、物騒な事件があるから、そのうち警察から連絡がくるかもって」
「あー、2階から人が侵入して強盗殺人…だっけ」
「そうそう。(連絡がとれないものだから)いよいよ俺も上京しなきゃダメかなって(笑)」
パソコン嫌いで、メールすらもできない、というかやろうとしない父。
この父にしてこの娘。IT弱者ぶりは遺伝するらしいです。