湯布院

2日目の湯布院、
大分戦の前に訪れたが、期待していた湯布院ではなかった。

湯布院は、泊まって、
温泉と宿と、その「もてなし」とを楽しむところなのだろう。
通りすがりで味わうところではないようだ。

駅前から金鱗湖へ続く街道の賑わい。
狭い道の両側に、原宿から移って来たような賑々しい店が立ち並ぶ。
この景色は、若者達に人気があるようだが、
私の思い描いていた、落ち着いた風情のある湯布院とは、全く異なる風景だった。
イメージが一気に壊れた。

ところが、一歩路地を奥に入るとその様相が変わる。

由布岳の山並みを遠くに望みながら、喧騒を拒絶する落ち着いた佇まいの、格式ある日本旅館が点在する。
門構えからして違うもの。
温泉卓球や射的場を想像させる旅館なんて、ひとつもありゃしない。
静かにゆっくりと
時の流れを楽しむことができそうだ。

もっと早く気が付いて、ゆっくりと見て回ればよかった…。
こんな宿に一度は泊まりたいものだと思いながら、湯布院を後にしたのでした。

ビッグアイの試合は、散々な試合でした。
そして、アウェイの気分もたっぷりと味わされました。

バックスタンドに開門早々に陣取ったけれども、
いつの間にか周りは大分サポばかり。
すっかり取り囲まれてしまいました。
それでもLフラを振り回していると、
妙に後ろから大分サポの手拍子やコールが気になる。
サイスタでの相手サポの気持ちが良く分かりました。
悔し気持ちも倍増して帰途へ。
相手サポが、試合に負けても気持ちよく帰ってもらうためには、
謙虚な気持ちでなくてはいけません。
相手サポを刺激してはいけません。
良く分かりました。
あ～ぁ、悔しかった～！