この記事は、院長が書いています。
以前、個人ブログに記載したものを、リライトしています。
ちょっと専門的ですが、整骨院で扱う「交通事故」について、当院の実例をまじえながら説明したいと思います。
基本的に「自賠責保険」が使えます。
「ムチウチ症」が最も多くて、あとは打撲や捻挫・挫傷といったところです。
あなたが事故に遭われた「被害者」だと想定して
まずは、基本的な仕組みについて
・加害者は必ず「自賠責保険」に加入しているので、それを利用しての治療となります。
・治療費は損害賠償の一部となっていますので、治療費がかかる分、「治療費以外の損害補償額」は少なくなります。
ただし、「治療費以外の損害補償額」は「通院日数」に比例して計算されますので、「通院日数」が少ないと、その額も少なくなります。
「自賠責保険」の損害賠償限度額は120万円。
この枠内で、「治療費」と「治療費以外の損害補償額」とのバランスをどう取るか。
よく考えましょう。
ちなみに整骨院の治療費は、そんなにかかりません。きちっと治すことに専念するのが、よろしいかと・・・
え? 具体的な数字が知りたい?
1回の「治療費」と通院1回に対する「治療費以外の損害補償額」を?
当院の「交通事故の治療費」は、自由診療で平均3,000円位です。
「治療費以外の損害補償額」は、当院にて治療される場合に、事前にお教えしますので、ここではノーコメントということに・・・
閑話休題。
・ほとんどの場合、保険会社が加害者の代理人となります。
保険会社との交渉はあなた自身がしなければなりません。
痛みが残っているのに、もう大丈夫などと、うかつに言わないように。
その時点で治療も打ち切り、賠償金額も自動的に算定され、確定。
てなことになりかねません。
被害者は、あ・な・た。
目一杯、使える権利を、放棄しないようにしましょう。
・治療の種類は「自由診療」が基本になります。
治療費は、保険会社と柔整師団体の間で取り決めた基準に準じます。
・治療費の請求は、当院が あなたに委任された形で、加害者の代理人である保険会社に請求することになります。
(関係書類は、保険会社より当院に送られてきます。)
あなたが当院の窓口で支払う費用はゼロです。
・「健康保険」を利用することもできますが、「第三者行為による被害届け」を保険管掌者に提出しなければならないうえに、「自由診療」による治療より内容が劣る場合が多くなります。
事故被害者のメリットはあまり無いと思われます。
なお当院では「自由診療」による治療のみを、取り扱っています。
ここまで了解していただけましたでしょうか?
次に保険会社の担当者に、当院に通院する旨を伝えましょう。
後は来院されるだけです。
さて、実例について(ここからが大事!)
もしも交通事故にあってしまったら
1. 警察に届けましょう。(必ず! 示談するかどうかは、その後考える。)
2. 相手の住所・氏名・連絡先・自賠責保険の加入先などの情報を収集しましょう。
3. 軽いケガだと思っても、病院でCT、MRIなどの精密検査を受けましょう。
そして、(ここが結構大切。)
病院では、痛みのあるところは全て言っておきましょう。
事故にあったら、警察が出てきます。現場検証をするわけです。
そして、警察署にて調書作成。
ここで、加害者と被害者の「過失割合」を決める「お上」の基準ができるわけです。
一応、刑事罰の為で、民事罰には関係しない「建て前」ですが、その後に ビミョーに影響します。
よって、「あんたの方が、より悪い」という言い合いになります。
ぶっちゃけ、控えめな方、気の弱い方は、損をするケースが多いと思われます。
物損面は、過失の割合で双方の負担額が変わってきます。
仮に、あなたに100%過失があって、相手がベンツでも乗ってた日にゃ・・・
フロント部分でも壊れていたら、修理費は、あなたが全額払わなければなりません。いくらかかることやら・・・
実際は「運転者」側の過失が重くみられるケースが多いので、全額ということはありえませんが、30%の過失割合でも、結構な金額にはなります。
あなたの過失割合が、限りなくゼロになるよう、
交通ルールは守って、信号無視などしないようにしましょう。
さらに、くどく。
あなたの過失割合に関係なく、人身(ケガ)面の方は「自賠責保険」で必ず補償されます。
治療に限らず、事故の後処理は、なかなかやっかいなものです。でも、大事なことです。
開業初年度(平成5年)より、さまざまな「交通事故」のケースを取り扱ってきました。
治療面に関しては、細かなアドバイスができます。
困った時は、気軽に相談してください。
やっかいな時は、懇意にしている弁護士先生を紹介します。
(そんな事態にならないのが、良いのですが)
もちろん 事故に遭わないのが、ベスト
神仏に祈願するも良し。 無病息災。 平穏無事。 商売繁盛(?)
ここまで読んでいただきまして、ありがとうございました。
に参加していますので、よければクリックをお願いいたします。
皆様のご訪問・ランキングアップを目指し、今後の励みとしたいと思います。
以前、個人ブログに記載したものを、リライトしています。
ちょっと専門的ですが、整骨院で扱う「交通事故」について、当院の実例をまじえながら説明したいと思います。
基本的に「自賠責保険」が使えます。
「ムチウチ症」が最も多くて、あとは打撲や捻挫・挫傷といったところです。
あなたが事故に遭われた「被害者」だと想定して
まずは、基本的な仕組みについて
・加害者は必ず「自賠責保険」に加入しているので、それを利用しての治療となります。
・治療費は損害賠償の一部となっていますので、治療費がかかる分、「治療費以外の損害補償額」は少なくなります。
ただし、「治療費以外の損害補償額」は「通院日数」に比例して計算されますので、「通院日数」が少ないと、その額も少なくなります。
「自賠責保険」の損害賠償限度額は120万円。
この枠内で、「治療費」と「治療費以外の損害補償額」とのバランスをどう取るか。
よく考えましょう。
ちなみに整骨院の治療費は、そんなにかかりません。きちっと治すことに専念するのが、よろしいかと・・・
え? 具体的な数字が知りたい?
1回の「治療費」と通院1回に対する「治療費以外の損害補償額」を?
当院の「交通事故の治療費」は、自由診療で平均3,000円位です。
「治療費以外の損害補償額」は、当院にて治療される場合に、事前にお教えしますので、ここではノーコメントということに・・・
閑話休題。
・ほとんどの場合、保険会社が加害者の代理人となります。
保険会社との交渉はあなた自身がしなければなりません。
痛みが残っているのに、もう大丈夫などと、うかつに言わないように。
その時点で治療も打ち切り、賠償金額も自動的に算定され、確定。
てなことになりかねません。
被害者は、あ・な・た。
目一杯、使える権利を、放棄しないようにしましょう。
・治療の種類は「自由診療」が基本になります。
治療費は、保険会社と柔整師団体の間で取り決めた基準に準じます。
・治療費の請求は、当院が あなたに委任された形で、加害者の代理人である保険会社に請求することになります。
(関係書類は、保険会社より当院に送られてきます。)
あなたが当院の窓口で支払う費用はゼロです。
・「健康保険」を利用することもできますが、「第三者行為による被害届け」を保険管掌者に提出しなければならないうえに、「自由診療」による治療より内容が劣る場合が多くなります。
事故被害者のメリットはあまり無いと思われます。
なお当院では「自由診療」による治療のみを、取り扱っています。
ここまで了解していただけましたでしょうか?
次に保険会社の担当者に、当院に通院する旨を伝えましょう。
後は来院されるだけです。
さて、実例について(ここからが大事!)
もしも交通事故にあってしまったら
1. 警察に届けましょう。(必ず! 示談するかどうかは、その後考える。)
2. 相手の住所・氏名・連絡先・自賠責保険の加入先などの情報を収集しましょう。
3. 軽いケガだと思っても、病院でCT、MRIなどの精密検査を受けましょう。
そして、(ここが結構大切。)
病院では、痛みのあるところは全て言っておきましょう。
事故にあったら、警察が出てきます。現場検証をするわけです。
そして、警察署にて調書作成。
ここで、加害者と被害者の「過失割合」を決める「お上」の基準ができるわけです。
一応、刑事罰の為で、民事罰には関係しない「建て前」ですが、その後に ビミョーに影響します。
よって、「あんたの方が、より悪い」という言い合いになります。
ぶっちゃけ、控えめな方、気の弱い方は、損をするケースが多いと思われます。
物損面は、過失の割合で双方の負担額が変わってきます。
仮に、あなたに100%過失があって、相手がベンツでも乗ってた日にゃ・・・
フロント部分でも壊れていたら、修理費は、あなたが全額払わなければなりません。いくらかかることやら・・・
実際は「運転者」側の過失が重くみられるケースが多いので、全額ということはありえませんが、30%の過失割合でも、結構な金額にはなります。
あなたの過失割合が、限りなくゼロになるよう、
交通ルールは守って、信号無視などしないようにしましょう。
さらに、くどく。
あなたの過失割合に関係なく、人身(ケガ)面の方は「自賠責保険」で必ず補償されます。
治療に限らず、事故の後処理は、なかなかやっかいなものです。でも、大事なことです。
開業初年度(平成5年)より、さまざまな「交通事故」のケースを取り扱ってきました。
治療面に関しては、細かなアドバイスができます。
困った時は、気軽に相談してください。
やっかいな時は、懇意にしている弁護士先生を紹介します。
(そんな事態にならないのが、良いのですが)
もちろん 事故に遭わないのが、ベスト
神仏に祈願するも良し。 無病息災。 平穏無事。 商売繁盛(?)
ここまで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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