ちょうど2年前。ヒッポにはいって唯一1日だけホームステイの受け入れをした。
それがイタリアの女の子ヴァレンティナ グラーナちゃん。22才。
そのヴァレンちゃんから昨日手紙が来た。
YUMIへ
元気ですか?私はまだローマに住んでいる。
たまに、観光バスの上にガイドをしているだけど外の仕事を見付けている。祈りましょう。
正月でtokyoからヴァレンをもてなした家族が私の家で週間を止まった。
とても面白かったです。
いっしょうにfoggiaへ(私のじっか)romaへnapoliへ見に行った。
今かれたちはいないからさみしくになった。
yumiの家族を会いたいです。いつイタリアへ来る?待っているよ。
いつもyumiの事を思い出す。一生忘れない。
この月にromaにとても寒いです。
みんな家族によろしく。
体を気をつけてください。
ヴァレンより →
yumiが好
イタリア+日本=愛
ヴァレンちゃんはとても日本語が上手で、この手紙もひらがなカタカナ漢字を交えて書いているから本当に感心してしまう。
ヴァレンちゃんは日本が大好きで、大学の卒業旅行で3ヶ月日本に来ていた。
どう言うルートかよく分からないけれど大阪、名古屋、東京と、ヒッポのメンバーの家に転々とホームステイして3ヶ月を過ごしていた。
そして、名古屋の2週間を私の所属するファミリーのリーダーが受け入れる事になり、私達はヴァレンちゃんに会うのをとても楽しみにしていた。
名古屋にはイタリア村があるのでイタリア人に触れる機会が無きにしもあらずだけれど、意外にイタリア人って会えない気がする。それもあったし、受け入れたのがリーダーだったのでみんなに会わせてあげたい一心で、毎日がお祭り騒ぎだった。
イタリア人はとてもナンパで陽気なイメージがあったけれど、ヴァレンちゃんは日本が大好きで、日本人より日本人っぽく、和を愛し、静かでちょっと暗かった・・見た目はフィレンツェで見たダビデ像にかなり似ている。体じゃないよ、顔がね。って関係無いね。
それで、ヴァレンちゃんはそのお祭り騒ぎがどうも苦手だったようで、あまり沢山の人が来るのは嫌だと、もう少しゆっくり静かに過ごしたい。とホストにお願いがあり、その中でどうやら私のことをおとなしい人。と思ったらしく、私のうちに来たいと言い、1日だけこの小さくて汚い我が家にホームステイする事になった。
っていうか、私、おとなしい。のではなく、イタリア語もままならないし、外国人言えどもやっぱり人見知りで、相手がどういう人かわからなければそんなむやみやたらに話せないだけで・・・でも、いい経験。こんな家でいいなら。と張りきった。
夕飯はどうしよう・・・と思ったが、姉が、そんなのパスタがいいに決まってるじゃん。日本食なんて口に合わないものを嫌と言うほど毎日食べるんだから。と、確かに。でも、イタリア人にパスタで勝負する自信無いなあ。と思っていたら、ねえねえ、私が作った生パスタ食べてもらって。と、作ってきてくれた。
さすが料理人、イタリア人のヴァレンちゃんもうなる美味しさだ。
そして、バレンちゃんがフィレンツェという近所のケーキ屋さんで買ってきてくれたケーキを食べながら、いろーんな事を話した。
最初に、私はあまりにぎやかなのが好きではない。あなたもそうでしょう。あなたと私はとても似ている。と勝手に言いきり、その勢いに私もうん。とうなずいてしまい、
私は、静かで、やさしくて、都会より京都とかお城とか大好きで、和な人間という設定になり、そのイメージを崩さないように会話するはめになった。
ヴァレンちゃんはとても日本語が得意だったので、いろいろな事を話してくれた。今までのホームステイのホストの愚痴、けんかした友達の事、家族の事、将来の仕事の事・・8割型、マイナス思考だった。
けれど、私は静かで親切な人という事だったので、当たり障り無く、ひたすら同感して、話しを聞いていた。
途中まっくんがダウンし、私もあまりの暗い話しにまぶたが重たくなりながらも、その話しは深夜1時まで続いた。
翌日は姉に日本食なんて・・といわれたけれど、私にとっては1日だけなので、やっぱり張りきって、旅館の朝ご飯をイメージして、焼き魚やら佃煮とか、半熟卵とか、納豆、のり味噌汁・・・なんて出してみたけれど、やっぱり口に合わなかったようで。昨日のパスタとは打って変わり、あんまり食べなかった・・・
そして、マキシもいたので、水族館とイタリア村にいくことにした。
ちなみにイタリア村に連れていって、イタリア村の食材屋で美味しい物を教えてもらおうと思ったら。原産地イタリアとなっているパスタでもほとんど、知らない・・・って。このパスタみんなよく食べるよと教えてもらったものはみんな一袋700円もするようなパスタばかりで。なんだかなあ・・・
そして夕方本当のホストのリーダーが迎えに来て、無事、初めてのホームステイの受け入れが終了した。兎にも角にも・・・疲れたーーー。
実際の150パーセントの力でいい人を演じたため、正直帰ってくれて、ほっとした。
ヒッポの醍醐味はホームステイの受け入れであると思うけれど、あんまり疲れたので、しばらくいいわ・・・
ヴァレンちゃんはとても日本語が上手だったので、いろいろ深い話も出来た。(結構暗かったけど)外国語でここまで話すのはすごい事だと思う。けれど、意外に悩みとか感じる事が日本人もイタリア人も相違無い事にちょっとビックリした。節々に相手を決めつける日本人にはない強引さはあったけれど。やっぱり、人との交流って面白い。
それからもう2年。手紙かかなきゃなぁ。と思いつつ、日々過ぎてしまい、これまた1年以上たってやっと1通出して・・・一生忘れないって言ってくれているんだから手紙書かなきゃね。
新しいおうちになったら、今より広くなるし、空港も近いし、今度はいい人になりすぎず、疲れないように、上手にもてなして、いっぱい受け入れしたいな。
それがイタリアの女の子ヴァレンティナ グラーナちゃん。22才。
そのヴァレンちゃんから昨日手紙が来た。
YUMIへ
元気ですか?私はまだローマに住んでいる。
たまに、観光バスの上にガイドをしているだけど外の仕事を見付けている。祈りましょう。
正月でtokyoからヴァレンをもてなした家族が私の家で週間を止まった。
とても面白かったです。
いっしょうにfoggiaへ(私のじっか)romaへnapoliへ見に行った。
今かれたちはいないからさみしくになった。
yumiの家族を会いたいです。いつイタリアへ来る?待っているよ。
いつもyumiの事を思い出す。一生忘れない。
この月にromaにとても寒いです。
みんな家族によろしく。
体を気をつけてください。
ヴァレンより →
yumiが好
イタリア+日本=愛
ヴァレンちゃんはとても日本語が上手で、この手紙もひらがなカタカナ漢字を交えて書いているから本当に感心してしまう。
ヴァレンちゃんは日本が大好きで、大学の卒業旅行で3ヶ月日本に来ていた。
どう言うルートかよく分からないけれど大阪、名古屋、東京と、ヒッポのメンバーの家に転々とホームステイして3ヶ月を過ごしていた。
そして、名古屋の2週間を私の所属するファミリーのリーダーが受け入れる事になり、私達はヴァレンちゃんに会うのをとても楽しみにしていた。
名古屋にはイタリア村があるのでイタリア人に触れる機会が無きにしもあらずだけれど、意外にイタリア人って会えない気がする。それもあったし、受け入れたのがリーダーだったのでみんなに会わせてあげたい一心で、毎日がお祭り騒ぎだった。
イタリア人はとてもナンパで陽気なイメージがあったけれど、ヴァレンちゃんは日本が大好きで、日本人より日本人っぽく、和を愛し、静かでちょっと暗かった・・見た目はフィレンツェで見たダビデ像にかなり似ている。体じゃないよ、顔がね。って関係無いね。
それで、ヴァレンちゃんはそのお祭り騒ぎがどうも苦手だったようで、あまり沢山の人が来るのは嫌だと、もう少しゆっくり静かに過ごしたい。とホストにお願いがあり、その中でどうやら私のことをおとなしい人。と思ったらしく、私のうちに来たいと言い、1日だけこの小さくて汚い我が家にホームステイする事になった。
っていうか、私、おとなしい。のではなく、イタリア語もままならないし、外国人言えどもやっぱり人見知りで、相手がどういう人かわからなければそんなむやみやたらに話せないだけで・・・でも、いい経験。こんな家でいいなら。と張りきった。
夕飯はどうしよう・・・と思ったが、姉が、そんなのパスタがいいに決まってるじゃん。日本食なんて口に合わないものを嫌と言うほど毎日食べるんだから。と、確かに。でも、イタリア人にパスタで勝負する自信無いなあ。と思っていたら、ねえねえ、私が作った生パスタ食べてもらって。と、作ってきてくれた。
さすが料理人、イタリア人のヴァレンちゃんもうなる美味しさだ。
そして、バレンちゃんがフィレンツェという近所のケーキ屋さんで買ってきてくれたケーキを食べながら、いろーんな事を話した。
最初に、私はあまりにぎやかなのが好きではない。あなたもそうでしょう。あなたと私はとても似ている。と勝手に言いきり、その勢いに私もうん。とうなずいてしまい、
私は、静かで、やさしくて、都会より京都とかお城とか大好きで、和な人間という設定になり、そのイメージを崩さないように会話するはめになった。
ヴァレンちゃんはとても日本語が得意だったので、いろいろな事を話してくれた。今までのホームステイのホストの愚痴、けんかした友達の事、家族の事、将来の仕事の事・・8割型、マイナス思考だった。
けれど、私は静かで親切な人という事だったので、当たり障り無く、ひたすら同感して、話しを聞いていた。
途中まっくんがダウンし、私もあまりの暗い話しにまぶたが重たくなりながらも、その話しは深夜1時まで続いた。
翌日は姉に日本食なんて・・といわれたけれど、私にとっては1日だけなので、やっぱり張りきって、旅館の朝ご飯をイメージして、焼き魚やら佃煮とか、半熟卵とか、納豆、のり味噌汁・・・なんて出してみたけれど、やっぱり口に合わなかったようで。昨日のパスタとは打って変わり、あんまり食べなかった・・・
そして、マキシもいたので、水族館とイタリア村にいくことにした。
ちなみにイタリア村に連れていって、イタリア村の食材屋で美味しい物を教えてもらおうと思ったら。原産地イタリアとなっているパスタでもほとんど、知らない・・・って。このパスタみんなよく食べるよと教えてもらったものはみんな一袋700円もするようなパスタばかりで。なんだかなあ・・・
そして夕方本当のホストのリーダーが迎えに来て、無事、初めてのホームステイの受け入れが終了した。兎にも角にも・・・疲れたーーー。
実際の150パーセントの力でいい人を演じたため、正直帰ってくれて、ほっとした。
ヒッポの醍醐味はホームステイの受け入れであると思うけれど、あんまり疲れたので、しばらくいいわ・・・
ヴァレンちゃんはとても日本語が上手だったので、いろいろ深い話も出来た。(結構暗かったけど)外国語でここまで話すのはすごい事だと思う。けれど、意外に悩みとか感じる事が日本人もイタリア人も相違無い事にちょっとビックリした。節々に相手を決めつける日本人にはない強引さはあったけれど。やっぱり、人との交流って面白い。
それからもう2年。手紙かかなきゃなぁ。と思いつつ、日々過ぎてしまい、これまた1年以上たってやっと1通出して・・・一生忘れないって言ってくれているんだから手紙書かなきゃね。
新しいおうちになったら、今より広くなるし、空港も近いし、今度はいい人になりすぎず、疲れないように、上手にもてなして、いっぱい受け入れしたいな。