中央アルプス展望
左から二つ目のピークが木曽駒ヶ岳 右の大きな三角錐の山は三ノ沢岳
きれいな青空の木曽郡大桑村から望む中央アルプス 国道はR19
JR原野駅付近から中央アルプス
早朝の大糸線有明駅から北アルプスの朝焼け
安曇野の田園風景 ~ 早春賦のメロディーが聞こえてきそう~
左から鍋冠山、大滝山、蝶ヶ岳に安曇野の象徴 常念岳
常念岳と横通岳
長野県木曽郡南木曽町にある南木曽岳1679mに登る計画でサラと出撃です。
南木曽駅から上の原コースで山頂の避難小屋に泊まる予定でお昼 駅をスタート寝袋、食糧、水などでズッシリ
歩くか歩かないうちに左の登山靴の様子が変? 何とアッパとアウトソールのつま先が劣化し剥離
日頃のメンテナンスを怠ったツケが・・即駅に戻り、駅員さんから針金を貸して頂き応急補強しますが
山頂まで長丁場、積雪もあり万が一を考え、もし剥がれてしまったらとてもじゃないが歩けそうもなく山は断念。
木曽路、野尻宿~須原宿までトレッキング、翌日は安曇野散策でした。
往きの行程
京都6:15-7:22米原38-8:14大垣24-8:58名古屋9:24-10:39中津川10:50-特急しなの 利用ー11:01南木曽12:20-
12:31野尻~大桑~15:00須原駅17-43原野~散策~原野駅16:38-17:41松本59-18:38大糸線 細野駅(泊)
11:01 南木曽駅 左に見える鋭峰が南木曽岳
駅を出発して出るか出ないうちに例のアクシデントが~ 金魚のようお口をパクパク
駅員さんから針金貸して頂き応急処置
右もヤバそう、こちらも同じようにガムテープの方が良かったかも~
皆さんは朝出て行く時に分る筈だと思われるでしょうが? 駅までママチャリだったので全くわかりませんでした
南木曽岳を望み、ここで無理せず撤退です。
この山は駅から4時間近くかかります。眺めの良い山で蘭の方から一度登っています。
お天気好ければ中央アルプスの大展望と霊峰御嶽山に乗鞍岳、穂高連峰など好展望が得られます。
南木曽駅12時20分発で12時31分野尻駅着
ホームから望む、中央アルプス眺め
野尻宿を抜けて
中央アルプスを前に中山道を
抜けるような青空と白銀の山々 超キモチよし
中央アルプス主稜線を見る 左から麦草岳2733m、木曽前岳2826m
主峰木曽駒ヶ岳2956m、右に中岳2925m、出べそのような突起は宝剣岳2931m
中山道と特急「しなの」
木曽川の流れ
木曽の山間に抱かれた集落のたたずまい
道の駅「大桑」木楽舎
大桑の集落と空木岳(右から2つめ)
正面に熊沢岳2778mと東川岳2671m 右に空木岳2864m
足元を気にしながら~ 中央西線 大桑駅手前で
中央の黒い山は糸瀬山1866,6m
木曽川と山々に抱かれた山里風景
木曽川の支流、伊奈川にかかる赤い橋を渡ります。
伊奈川に沿い右に進むと空木岳、越百山方面登山口へ
須原発電所
須原の古刹 定勝寺の前を通り
14:50 須原宿に入りました。
須原宿は丸太をくり抜いた水舟があちこちに見られ
清冽な清水が流れ、宿場風情を誘います。
15:00 須原駅着
17分発の電車で松本方面へ
上松~木曽福島間で一瞬御嶽山が姿を見せます。
15:43 原野駅で途中下車
木曽駒高原に向かって散策
今度は北西から望む木曽駒ヶ岳
お地蔵さん
古き石仏のたたずまい
原野駅に戻り16時38分発で松本へ 松本から大糸線に乗換て18時38分細野下車、今夜は
田圃の中の小さなホーム待合室で松本駅購入の焼肉弁当で夕食、其の後温かいきつねうどんを頂き、一夜を送ります。
トイレはありませんので踏切を渡り約200m程歩くと道の駅「松川」あり満天の星を仰ぎ3回通いました。
早朝の北アルプスと一夜を明かした大糸線細野駅
細野駅5時50分発に乗車
朝焼けがきれいなので56分有明駅途中下車
大滝山2604mと蝶ヶ岳2664m
有明山と餓鬼岳2647m(右)
~春は名のみの風の寒さや~
口ずさみながら・・
餓鬼岳アップ
一際目立つ燕岳の前衛峰有明山2268m
秀麗な姿は信濃富士と呼ば、常念岳と共に安曇野の象徴です。
次いで6時37分常念岳に迎えられ穂高駅途中下車です。
町中を抜け、田園地帯に向かいます。
餓鬼岳と蓮華岳(右)
鹿島槍ヶ岳など後立山方面は雲がかかり見えません。
左から鍋冠山、大滝山、蝶ヶ岳
常念岳は2回登頂、最初は
燕岳から縦走、2回目は常念から蝶ヶ岳への縦走でした。
東光寺の吉祥仁王さまの下駄
安曇野の素朴な道祖神
穂高駅から松本に向かう大糸線車窓より燕岳(左)
松本駅アルプス口から常念岳
静かなアルプス口広場でお湯を沸かし、焼そばで朝食
駅展望ガラス越しより乗鞍岳(ビンボケですが・・)
松本発10時24分発で帰途につきます。
塩尻手前より穂高連峰
車窓から歩いたコースが~
恵那山に見送られて・・
中津川、金山、米原と乗り継ぎ夕方京都へ 青春18きっぷ利用、好天に恵まれた山と展望の旅でした。
復路の行程
細野5:50-56有明6:26-29穂高~ 安曇野散策~ 穂高8:16-8:43松本10:24-12:47中津川50-14:08金山24-
15:40米原48-16:42京都53-56西大路 JR費用 18きっぷ2枚4600- 特急しなの 中津川~南木曽 630-
合計5230- 因みに西大路駅~細野駅まで361k 片道普通運賃は5670-です。
駅前でよかったですね。
駅で 針金をいただくなんて、かおりさんらしく
すばらしい機転です。
山座同定いつもながら すばらしい。
地図が頭の名中に入っておられますね。
続きがまちどおしいでーす。
駅でばったり ヨネちゃんの おかげで
すばらしい残雪新雪を楽しめました。
ありがたいことでした。
きっと山へは行かない方が良いよのお導きだったかもしれませんね。
すぐに行先変更される機転が利かれて、山旅の達人さんですね。
>木曽路をトレッキング、今日は安曇野散策
鉄道とアルプスの眺めのお写真がいいですね。
いつもかおりさんの山座同定でアルプスを勉強させていただいています。ありがとうございます。
私もおかげさまでお二人のサポートで、比良山系を歩くことができました。感謝でジーンときました。
暖かい春の一日でした。外に出てみると
黄砂、PM2の影響でしょう春霞で周囲の山々も
朧げでした。
仰るように山上で靴のソーサが剥がれると
それこそ大変です。
駅前だったので、ひと安心でした。
こんなアクシデントに見舞われても即対応できるよう
ガムテープをいつもザックにいれているのですが・・・
コヤマノ岳アップ拝見しました。
きれいな新雪に恵まれ、この時期にしては
ラッキーな雪山歩きでしたネ
思わぬアクシデントでしたが無理は禁物です。
野尻から大桑を経て須原までの2時間半は
絶えず中央アルプスが前面に展開
このコースは一度歩いてみたい病にかかっていたので
丁度良かったかもです。
雲ひとつない真っ青な澄んだ青空と白銀の山々
今年前半は今のところ好天と展望に恵まれ
ラッキーな山歩きが続いています。
コヤマノ岳拝見、きれいな新雪に包まれ
今春最後・・?の雪山を満喫されたご様子。
良かったですね
スタート前で幸いでした。
私も経験していますが、私の場合は下山してきて、
車まであと30mくらいの場所で発生したので、ラッキーでした。
経年劣化現象で、たいてい場合何の前兆もなく突然に発生するようですね。
最近の靴は予防効果のある材料が使われているので、このリスクは大幅に軽減されているそうですが、以前の靴は製造後6~7年も経過すると、いつ発生してもおかしくないようです。
予定通りだったらサラちゃんも避難小屋泊まりを体験するところだったのですね。
朝から春の暖かい日差しが射しています。
気温が上がると周囲の山々は春霞に包まれ
全く見ることができません。
この陽気に桜の開花も進みそうです。
今回の剥離は登る前だったのが幸いでした。
山仲間に今回の出来事を話すと風花さま同様
大なり小なり皆さん経験されているようです。
野尻宿から須原宿までのトレッキングコースは以前から
歩きたかったコースで白銀の中央アルプス前景に
大満足の心地よき木曽路歩きでした。
南木曽岳からの大展望は望めませんでしたが
いつかリベンジしたいと願っています。
山行からトレッキングへチェンジされてのさすらいの旅~
>野尻から大桑を経て須原までの2時間半は
絶えず中央アルプスが前面に展開
地理を下調べされて時刻表も熟読されての二日間でご満足されましたね。
ほんとに目を見張る美しさ!中央アルプスの山々が迎えてくれましたね。
2日間で片道よりもお安いキップ☆すごいです。
大文字山から毘沙門堂を歩いて来たのですが
夜から雨ということで気温が高く、5月初めの
陽気でした。
次から次と下って来る京阪主催のハイカーの列が
絶えず、えらい賑わいでしたが
山科方面に向かうと行き交わすハイカーもなく
静かなものでした。
野尻宿から須原宿までのコースは白銀に輝く中央アルプスの
眺めが圧巻で以前登頂した木曽駒や空木岳を
仰ぎながらのトレッキング最高でした。
3000mクラスはやはりスケールが違いますネ