超空洞からの贈り物

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米海軍研究所、常温核融合現象の有力な証拠を確認

2009年03月29日 19時48分45秒 | Weblog
米海軍研究所(US Narval Research Laboratory)は、常温核融合反応の結果、生じたと見られる中性子を確認することに成功したことを発表した。

 この追試実験を行ったのは米海軍スペース・アンド・ナーバル・ウォーフェアー・システムズ・センター(US Navy Space and Naval Warfare Systems Center)のパメラ・モッシャーボス(Pamela Mosier-Boss)を中心とする化学研究グループ。

 常温核融合は1989年に米ユタ大学のマーチン・フライシュマン(Martin Fleischmann)とスタンリー・ポンス(Stanley Pons)の2名の研究者によって行われた実験で初めて現象が確認されたと発表されたもの。以降、世界中の研究者によって追試実験が行われてきたが、これまで明確な常温核融合現象を確認することに成功した事例は存在してこなかった。

 研究グループは過去に行われた追試で常温核融合現象の確認に失敗したのは、常温核融合の結果、生じた中性子量は微量すぎて、それらの実験で用いた放射線検出器では測定できなかったのではないかと考えた上で、ごく微量の中性子でも測定可能なプラスチックを利用した固体飛跡検出器「CR-39」を実験に用いることを考案。

 「CR-39」を使って追試実験の結果、常温核融合の結果として生じたものと見られる中性子によって生じたトリプル・トラックス(triple tracks)を検出器のプラスチック試料で確認することに成功したと述べている。

 画像は「CR-39」で検出された「トリプル・トラックス」パターン。


夢の常温核融合の実現に、微細な一歩を示しましたね。
負の面が強い核反応だけどさ、まともに使うならこれ以上効率的なものはないのでは?

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