NASAは20日、アリゾナ州ユマにある陸軍実験場で直径45メートルのパラシュートを3枚合わせたクラスターパラシュート降下実験を行い成功した。
今回、降下実験に成功したクラスターパラシュートは現在、開発が進められている次世代有人ロケット「Ares I(アレスI)」のファーストステージの回収用パラシュートで、1基あたり0.9トンもの重量があるもの。
実験は米空軍のC-17輸送機で高度10,000フィートの上空から投下することで開始。降下されたパラシュートは絡まることなしに正常に展開し、実験用機器をつり下げた状態で無事に地上に軟着陸することに成功した。
NASAでは開発中の次世代有人宇宙船「Orion(オリオン)」の地上帰還時に用いられる大型のクラスターパラシュート降下実験を昨年7月に実施していたが、7月に実施した降下実験では、パラシュートが展開できず、失敗していた。
今回、降下実験に成功したクラスターパラシュートは現在、開発が進められている次世代有人ロケット「Ares I(アレスI)」のファーストステージの回収用パラシュートで、1基あたり0.9トンもの重量があるもの。
実験は米空軍のC-17輸送機で高度10,000フィートの上空から投下することで開始。降下されたパラシュートは絡まることなしに正常に展開し、実験用機器をつり下げた状態で無事に地上に軟着陸することに成功した。
NASAでは開発中の次世代有人宇宙船「Orion(オリオン)」の地上帰還時に用いられる大型のクラスターパラシュート降下実験を昨年7月に実施していたが、7月に実施した降下実験では、パラシュートが展開できず、失敗していた。