創造以前の神の愛
(エペソ1:4)
「神は私たちを
世界の基の置かれる前から
キリストのうちに選び,
御前で聖く,
傷のない者にしようとされました。」
パウロのエペソの手紙で1節です。
神の愛は創造の前からです。
神の選びとは,
神の方から私たちにへの
一方的な者です。
パウロはエペソの手紙で,
神が人間との交わりを求め,
交わりを創り出すということは,
神が被造物として人間を創造し,
保持するという
こと以上のことだと言います。
創造はこの交わりを
前提として成立しています。
神の愛は,
創造の前からのものだというのです。
神の愛によって,
天地は造られ,
わたしたちも造られ,
存在していると考えたら
よいのでしょうか。
(エペソ1:3-6)
「私たちの主イエス・キリストの父なる神が
ほめたたえられますように。
神はキリストにおいて,
天にあるすべての霊的祝福をもって
私たちを祝福してくださいました。
すなわち,
神は私たちを世界の基の置かれる前から
キリストのうちに選び,
御前で聖く,
傷のない者にしようとされました。
神は,ただみこころのままに,
私たちをイエス・キリストによって
ご自分の子にしようと,
愛をもって
あらかじめ定めておられたのです。
それは,
神がその愛する方によって
私たちに与えてくださった恵みの栄光が,
ほめたたえられるためです。」
神の愛については,
ヨハネは次のように宣べています。
(ヨハネ3:16)
「神は,実に,
そのひとり子をお与えになったほどに,
世を愛された。
それは御子を信じる者が,
ひとりとして滅びることなく,
永遠のいのちを持つためである。」