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朝の光(聖書の言葉)

なだめの供え物,贖いのふた(ローマ3:25) 

なだめのの供え物


(ローマ3:25)

 「神は,キリスト・イエスを,

その血による,

また信仰による,

なだめの供え物として,

公にお示しになりました。

それは,

ご自身の義を現わすためです。

というのは,

今までに犯されて来た罪を

神の忍耐をもって

見のがして来られたからです。」


 

「なだめの供え物」とは,

旧約聖書では,

贖罪所の契約の箱のふたに,

小羊の血が注がれることです。

 

神の怒りに対する

「なだめ」のためでした。

 

「なだめの供え物」は,

人々のあらゆる不敬虔と不正とに

対して「神の怒り」を

なだめるためのものです。

 

 イエス・キリストの流された血は,

「なだめの供え物」として

信じる者の罪を赦します。

 

☆彡



あがないの供え物

(ローマ3:25,26 口語訳)

「神はこのキリストを立てて,
その血による,
信仰をもって受くべき
あがないの供え物とされた。
それは神の義を示すためであった。
すなわち,今までに犯された罪を,
神は忍耐をもって
見のがしておられたが, 
それは,今の時に,
神の義を示すためであった。
こうして,神みずからが義となり,
さらに,
イエスを信じる者を
義とされるのである。」



 




 

 (レビ17:11)

「肉のいのちは

血の中にあるからである。

わたしはあなたがたのいのちを

祭壇の上で贖うために,

これをあなたがたに与えた。

いのちとして贖いをするのは

血である。」


イエス・キリストの十字架による

血をあらわします。

 

 (ヘブル9:22)

「律法によれば,

すべてのものは

血によってきよめられる,

と言ってよいでしょう。

また,血を注ぎ出すことがなければ,

罪の赦しはないのです。」


 

 

「信仰による」とは,

イエス・キリストの与えてくださる

恵みを受け入れることです。

 

 

「なだめの供え物」とは,

「贖罪所のふた」とも訳し方があります。

 

「贖罪所のふた」とは,

至聖所の中に置かれた

契約の箱の蓋のことです。

 

大祭司が贖罪日に小羊をほふり,

血を契約の蓋に注ぎます。

 

このことによって,

神は民との和解を成しました。

 

わたしたちは,

イエス・キリストが

「贖罪所の蓋」として,

罪の赦しと神との和解を

得ることが出来ます。

 

 

 

 

(ヘブル9:1-5)

 「初めの契約にも

礼拝の規定と

地上の聖所とがありました。

幕屋が設けられ,

その前部の所には,

燭台と机と供えのパンがありました。

聖所と呼ばれる所です。

また,第二の垂れ幕のうしろには,

至聖所と呼ばれる幕屋が設けられ,

そこには金の香壇と,

全面を金でおおわれた契約の箱があり,

箱の中には,

マナのはいった金のつぼ,

芽を出したアロンの杖,

契約の二つの板がありました。

また,箱の上には,

贖罪蓋を翼でおおっている

栄光のケルビムがありました。

しかしこれらについては,

今いちいち述べることができません。」


☆ 

 

 

「なだめの供え物」には,

3つの訳と解釈があります。

 

「なだめの供え物」(新改訳)と訳し,

イエス・キリストは神の怒りを

なだめる供え物だと解釈します。

 

「贖いの供え物」として,

イエス・キリストは罪の贖いとして

ささげられたと解釈します。

 


「贖罪所のふた」と訳します。


(レビ記16:14,15)

「彼は雄牛の血を取り,

指で『贖いのふた』の東側に振りかけ,

また指で七たびその血を

『贖いのふた』の前に

振りかけなければならない。

アロンは民のための罪のための

いけにえのやぎをほふり,

その血を垂れ幕の内側に持ってはいり,

あの雄牛の血にしたようにこの血にもして,

それを『贖いのふた』の上と

『贖いのふた』の前に振りかける。」




(ローマ3:25 聖書協会共同訳)

「神はこのイエスを,真実による,

またその血による贖いの座とされました。

それは,

これまでに犯されてきた罪を見逃して,

ご自身の義を示すためでした。」





2019-04-25

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