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朝の光(聖書の言葉)

罪深い女をいやす (ルカ7:47)

罪深い女をいやす


(ルカ7:47)


「だから,

わたしは言うのです。

『この女の多くの罪は

赦されています。

というのは,

彼女はよけい愛したからです。

しかし少ししか赦されない者は,

少ししか愛しません。』」


この女は,イエスに会い,

罪を悔い改めていたのでは

ないでしょうか。


そして,罪が赦されていました。

この罪の赦しが,

イエスへの感謝と愛になりました。



☆彡


(ルカ7:47)

 フランシスコ会訳


「彼女の多くの罪が赦されたのは,

彼女が多くの愛を

示したことでわかる。

少しだけ赦される者は,

少ししか愛さない。」


この訳が正しいのかもしれません。

というのは,聖書の教えは,

いつも神の愛が人への愛に,

神の赦しが,

人への赦し先行するからです。


神に愛されることが,

人を愛することになります。


神に赦されたことが,

人を赦すことになります。





☆彡


罪深い女を赦す



(ルカ7:36-50)

「さて,あるパリサイ人が,

いっしょに食事をしたい,

とイエスを招いたので,

そのパリサイ人の家に

はいって食卓に着かれた。

すると,

その町にひとりの罪深い女がいて,

イエスがパリサイ人の家で

食卓に着いておられることを知り,

香油のはいった

石膏のつぼを持って来て,

泣きながら,

イエスのうしろで

御足のそばに立ち,

涙で御足をぬらし始め,

髪の毛でぬぐい,

御足に口づけして,

香油を塗った。

イエスを招いたパリサイ人は,

これを見て,

『この方がもし預言者なら,

自分にさわっている女がだれで,

どんな女であるか

知っておられるはずだ。

この女は罪深い者なのだから。』

と心ひそかに思っていた。

するとイエスは,彼に向かって,

『シモン。

あなたに言いたいことが

あります。』

と言われた。

シモンは,

『先生。お話しください。』

と言った。

『ある金貸しから,

ふたりの者が金を借りていた。

ひとりは五百デナリ,

ほかのひとりは

五十デナリ借りていた。

彼らは返すことが

できなかったので,

金貸しはふたりとも赦してやった。

では,

ふたりのうちどちらがよけいに

金貸しを愛するように

なるでしょうか。』

シモンが,

『よけいに赦してもらったほうだと

思います。』

と答えると,

イエスは,

『あなたの判断は

当たっています。』

と言われた。

そしてその女のほうを向いて,

シモンに言われた。

『この女を見ましたか。

わたしがこの家に

はいって来たとき,

あなたは

足を洗う水をくれなかったが,

この女は,

涙でわたしの足をぬらし,

髪の毛でぬぐってくれました。

あなたは,

口づけしてくれなかったが,

この女は,

わたしがはいって来たときから

足に口づけしてやめませんでした。

あなたは,

わたしの頭に

油を塗ってくれなかったが,

この女は,

わたしの足に

香油を塗ってくれました。

だから,わたしは言うのです。

『この女の多くの罪は

赦されています。

というのは,

彼女はよけい愛したからです。

しかし少ししか赦されない者は,

少ししか愛しません。』

そして女に,

『あなたの罪は赦されています。』

と言われた。

すると,

いっしょに食卓にいた人たちは,

心の中でこう言い始めた。

『罪を赦したりするこの人は,

いったいだれだろう。』

しかし,

イエスは女に言われた。

『あなたの信仰が,

あなたを救ったのです。

安心して行きなさい。』」


 




聖書の中には,

不思議な女性が出てきます。



この女性もそうです。

わたしたちは,

避けたいと思う

女性であったかもしれません。

しかし,イエスに愛された女性であり,

イエスを通して,

信仰と愛を与えられた

女性になりました。



2015-08-15







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