神の「しかり」
(2コリント1:17,18)
「そういうわけですから,
この計画を立てた私が,
どうして軽率でありえたでしょう。
それとも,
私の計画は人間的な計画であって,
私にとっては,
『しかり,しかり。』は同時に,
『否,否。』なのでしょうか。
しかし,
神の真実にかけて言いますが,
あなたがたに対する私たちのことばは,
『しかり。』と言って,
同時に『否。』と言うようなものでは
ありません。」
パウロの言葉です。
すべての恵みが
主イエス・キリストから受けるように,
「しかり」も
イエス・キリストから受けます。
イエス・キリストの十字架の業を
父なる神が受け入れ復活させたことが,
神によって「しかり」とされました。
神の恵みが「しかり」です,
降誕,生涯,十字架,復活,昇天のすべて
が神に受け入れられました。
神の計画は,
必ずなしとげられるというのです。
そして,
イエス・キリストを受け入れるなら,
わたしたちも「しかり」となるのです。

マルタとマリアのはなしが,
このヒントになります。
(ルカ10:38-42)
「さて,彼らが旅を続けているうち,
イエスがある村にはいられると,
マルタという女が喜んで家にお迎えした。
彼女にマリヤという妹がいたが,
主の足もとにすわって,
みことばに聞き入っていた。
ところが,マルタは,
いろいろともてなしのために
気が落ち着かず,
みもとに来て言った。
『主よ。
妹が私だけに
おもてなしをさせているのを,
何ともお思いにならないのでしょうか。
私の手伝いをするように,
妹におっしゃってください。』
主は答えて言われた。
『マルタ,マルタ。
あなたは,
いろいろなことを心配して,
気を使っています。
しかし,
どうしても必要なことはわずかです。
いや,一つだけです。
マリヤはその良いほうを選んだのです。
彼女からそれを
取り上げてはいけません。』」
マリヤはイエスの話を聞きました。
その話とは,神の計画であり,
誤りのないものです。
2014-03-04